九州一周レンタカーの旅!完全フリープランで全県周遊7泊8日【6日目:宮崎〜大分】
定年退職を記念して、夫婦で旅行に行ってきました。行き先は夫が長年憧れていた九州。マイペースなふたりが選んだのは、レンタカーで回る、ツアコンなしガイドなしの格安旅行プラン!迷走旅行記の第6日目です。
もくじ
5日目の様子はこちらから↓
リッチでゴージャスな目覚め
宮崎のシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートで6日目の朝を迎えました。
部屋のカーテンをシャッと開けると、空と海の境界線がフルスクリーンでどどーん。
こちら、時間帯は6時から6時半くらいの間。
水平線の際はオレンジ色を帯びてきてますが、航行する船はまだ灯りを灯している様子が非日常って感じ。
心洗われる朝焼けね。




早起きして、乗り物に乗る前に必要な分だけ朝食を摂る・・・という流れに、だんだん慣れてきた模様。
シェラトンさんの豪華なブレックファストに、目が刺激された説もあり。栄養補給、頑張りました。

第6日目のスケジュール
本日はとてもシンプルなプラン。
観光コースはこちら。
宿泊地 | 観光コース | |
---|---|---|
6日目 | 大分県 | 高千穂峡(宮崎県西臼杵郡)、やまなみハイウェイ(熊本〜大分)、ゆふいん(大分県由布市) |
熊本は3日目にフェリーで上陸して温泉には宿泊しましたが、観光という点ではどこにも寄れませんでした。(くまもんポート定休日だったしね)
その無念を晴らすべく。
理想を言えば、熊本でお目にかかりたかったのは「熊本城」と「阿蘇山」。
熊本城は3日目も候補にあがりながら、走行距離の観点から涙をのむことに。
西海岸ルートを走っていたので、内陸ど真ん中の阿蘇山はもっともっと無理だったのよね•••。
でも6日目のルートを考案中に、はたとあることに気付く。
宮崎から大分へ北上するときに熊本を若干かするように走れば、阿蘇山の射程距離に近づくっぽい?
果たしてそれは「絵に描いた餅」なのか否か?
まずは本日、確実にがっつり観光するのは「高千穂峡」。
そのあと、やまなみハイウェイを走って、あわよくば阿蘇山を遠方に望みたい考えです。
マップとスケジュールはこちら。

観光記とフォト
宮崎県:道の駅高千穂
あったので入りました笑。
野菜直売所のラインナップが更に感動の度合いを増している!
特に!!

なんじゃこりゃーっ!!
なになになになに、食品サンプルこれ!?
凄まじい大粒で、形も色も全部揃ってるの!ちょっと見たことないクオリティでしたよ。
これ見てるときのわたしの目、血走ってて見開いてて相当怖かったと思う。笑みも浮かべてたわね、確か。
野菜たちはもう・・・愛らしくて狂おしくて胸キュンキュンでした。




宮崎県:高千穂峡

旅行のプランを立ててる時点で、どの旅行サイト、どの旅行パンフレットでも、大々的に取り上げられていたのが名勝・高千穂峡。掲載されていた写真はいずれも心奪われる絶景で、期待値MAXの目玉でありました。
高千穂峡とはー。
国の名勝・天然記念物に指定されている峡谷
高千穂町観光協会サイトより
太古の昔、阿蘇山の火山活動によって噴出した火砕流が冷え固まり侵食された断崖がそそり立つ峡谷で、高いところで100m、 平均80mの断崖が東西に約7キロに渡って続いており、昭和9年には「五箇瀬川峡谷」として国の名勝・天然記念物に、 昭和40年には祖母傾国定公園の一部に指定されています。
さあ、観光客がこぞって押し寄せる人気のスポットです。
到着したときはすでに昼近くになっていたので、アクセスのよい駐車場はことごとく満車。
われわれは第3駐車場へと誘導されました。
ここの駐車場から高千穂峡を目指そうとすると、まずはいきなり急傾斜の階段を降りるところから始まります。幅は狭く、くねくねの階段•••。登って戻ってくる方たちのげっそりした表情を見ると、いかにこの駐車場までの帰り道がハードなのかを物語っていてビビりました。数時間後の自分たちも、こんな顔になってるだろうな•••と。



階段を降り切ると傾斜はほぼなくなり、長い遊歩道が続いています。
2022年の台風で被害を受け、改装していた工事が完了。まさに1年半ぶりに全面開通したばかり!

自分たちの足元と同じ高さを流れる水流から、高所恐怖症のわたしにはとてもとても覗き込むことのできない100メートルの峡谷まで、実に変化に富んだ谷と川が移ろいゆく遊歩道。
九州随一の観光名所・高千穂峡で写した写真たち。ここは必然的に縦長サイズが並びます。




「渓谷と船」はお約束の構図!
自分たちはボートには乗らなかったんです。乗って見る景色も素晴らしかったでしょうね。
お昼は高千穂峡にある「千穂の家」でおそばを食べました。
流しそうめんが食べられるお店なので、長いレーンが置いてあるんです。インバウンドさんには人気のようでした。


それから黄色いポスト。高千穂峡にもありましたね!

高千穂峡へお越しになりたい方は、こちらの情報をどうぞ↓
熊本~大分:やまなみハイウェイ
高千穂峡を堪能して、数時間前に覚悟した駐車場までの帰り道をふうふう言いながら登り、次の目的地へと出発。
ここからはひたすら車窓の旅です。大分方面をやまなみハイウェイに乗って進みます。
やまなみハイウェイ。
大分県由布市水分峠と熊本県阿蘇市一の宮町を結ぶ「やまなみハイウェイ」は、九州が全国に誇る絶景のドライブルートで、“日本百名道”にも選ばれている。正式名称は「県道11号」。全長約50キロの道のりには、雄大なくじゅう連山や飯田高原、瀬の本高原などの大自然が広がり、周辺には観光牧場や温泉など見どころや寄りどころが多い。
たびらいより
熊本県内に膨らみながらの走行ルート。
ここを走る目的は、どんなに見切れていてもいいから阿蘇山の存在を確認する!ということです。
土地勘がないので、スマホで阿蘇山の画像を映し出し、それと同じ形の山を助手席のわたしがひたすら目で追う作業。
らしい景色が何度も見えては消え、見えては消え。
時速60キロで進む車窓を、首が捻じれそうになりながら振り返り。
さすがにこれ以上進むと見えなくなりそうだと思ったところにレストハウスがあったので、車を停めました。
名前も見ずに立ち寄ってしまいましたが、多分あれは「瀬の本レストハウス」だったかと。
360°のパノラマをぐる~っと見渡し、阿蘇山とおぼしき姿、発見!
絵に描いた餅じゃなかったー!!

う・つ・く・し・い~!
瀬の本レストハウスからは、九重連山も見渡せます。

迫力!!
お目当ての光景を見ることができて、大満足でやまなみハイウェイを進むことに。
走っていると、残雪があることに驚き!
九州でも山間部には降るものなのですね。

やまなみハイウェイを走ってみたい方は、こちらの情報をどうぞ↓
大分:ゆふいん
さあ、大分県に入りました。
7県目。これで全ての県を制覇です。
ひっそりとのどかな街並みを通り、高名なるゆふいん温泉に到着です。
昔、貪るように読んだ西村京太郎先生の描くミステリーに出てきたタイトル、ゆふいん。
『特急ゆふいんの森殺人事件』だったわね。十津川警部。
その名前にずっと憧れがあったのよ。
そして本日のお宿は、ゆふいん泰葉。
このあと詳細をお伝えするうちにお気づきになるとは思いますが、今回の道中で最高のホスピタリティでした。

宿の入口に猫ちゃん!風情ーーー!
エントランスの植栽も素敵、母屋のインテリアも素敵。
チェックインの案内を待つ間、お茶と和菓子が出てきました。






通された客室。
窓からの景色もたまらないですねえ。


こちらのお宿で驚愕したのが、お食事です。
本館から一旦外に出て、お食事処に入ります。
わたしたちは個室に通され、まるで一軒の老舗居酒屋に入ったような気分に。
お食事は和食のコース料理。
お品書きが出たので、まずはそちらを。

これを読んで、身震いするほど期待が高まり、果たして実際にお料理が振る舞われるたびに「うそでしょ!」って叫ぶほどの歓喜が押し寄せました。
一品一品がおいしくて量も豊富。
幸せすぎる夕食タイムとなりました。








食後はこれまたお楽しみの温泉。
こちらのお宿、温泉は珍しい青湯です。
なにからなにまで、楽しませてくれるわ。
わたしたちは母屋にある貸切風呂をいただきました。
ゆふいん泰葉にお越しになりたい方は、こちらの情報をどうぞ↓
本日の総走行距離
- シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート~高千穂峡→126キロ
- 高千穂峡~ゆふいん→110キロ
合計236キロの道のりでした。
運転、おつかれさまでした!
人気ブログランキングに参加しています
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
クリックで応援いただけるとうれしいです!