新年度スタート!無気力・不摂生になりがちな隠居生活を自ら律するための所信表明

2025年度がスタートしました。世は学生さんも社会人さんも、それぞれが心機一転の節目を迎えたことでしょう。かくいうわたしも、新たな目標を掲げることで、気持ちを入れ替えるよい機会となりそうです。

隠居生活も3年目

2023年3月末に定年退職し、恐ろしいことにあっという間に2年が過ぎてしまいました。

早かった=楽だった

という裁きが下るところです。

現役時代、身体ともに相当しんどい激務に耐えていたとき、それはそれは1日が長く、尚且つ1週間も長く。当然1か月も1年も、本当に長く感じた時代がありました。

大人になると、「1日は長いけど、1年は短い」とよく言いますよね。
1/人生。分母の大きさに対して、分子が小さいままなのがそう言わしめる所以なのですが。

そうした数学的哲学的な理論は抜きにしても、あの頃は気が遠くなるほど1年が長かったんですよね。

それに対して、この2年。

え?
もう2年経っちゃいました??

・・・まずいです。
非常~に、まずいです。

周囲の同年代はみな、相変わらず長い長い1年を過ごしているというのに、誰よりも貧乏なわたしが楽してどうする!

ゆめみるころ的、2025年度の所信表明

と、いうことで、です。

最近身の回りでいろいろな変化が起こったこともあり、「自らの今後を考え直すよい機会」と「新年度のこの時期」がガッチリ合致。

思いがけないうれしさと悲しさが入り混じった、わたしのささやかな目標をここに宣言することにします。

あと1時間早く寝て、あと10分早く起きる

まずは、軽いところから。
総睡眠時間が更に長くなる計算ですが、まあここはアバウトで。

あと1時間早く寝る・・・は、電気代の節約が最大の理由です。

仕事を辞めたとき、わたしは「日の入りとともに眠り、日の出とともに起きる」と本気で覚悟していました。「わたしが使う照明代は1円も計上してはならない!」という決意の表れだったのですが、しかしながらこれ、さすがに無理でした笑。

夜型になってしまう原因。
それは、理由もいただけない、テレビ鑑賞のため。

みなさんがお仕事をしている間は、サブスクのドラマは観ないと決めているので、わたしがその時間を持てるのは夫が寝静まった後。
自然と深夜の時間帯へ突入してしまいます。
それに、完全に眠気を催してから布団に入らないと、全然寝付けなくて辛い思いをする、というのもあり、どんどん寝る時間が遅くなってしまうのです。

一方の、10分早く起きる案件。
朝の家事がとっちらかってしまって毎度慌てまくってます。
おそらく、たった10分あれば、少しは順序だてて家事が進められると思うのですよ。
宣言するまでもなく、「やれ!」って感じですよね。

就活の職種を見直す

はい、これは悲しい気付きによる、目標の立て直してす。

定年退職し、再就職を目指す中で、ずっとエントリーを続けていた企業・職種がありました。
「今は応募していないので、空きができたらお声がけします」と回答がくるパターン。
これ、「遠回しのお断り」と「本当に空きができたらお声がけがくる」の両方を経験したことがあります。

現役時代、仕事で重視しているのは「企業名」と「職種」、このふたつでした。

ファッションブランドには興味ナシですが、自分が所属する組織がどんな風に社会に貢献しているか・・・のブランド力にはめっちゃこだわるタイプだったんです。
そしてもちろん、憧れの企業であっても、自分が役に立てないと意味がありませんから、戦力となりうる得意分野の職種でなければなりませんでした。

この2年間、エントリーして待ち続けたこの企業。
1回応募書類保管期限が過ぎて、「ルールに則って破棄しますけれども、今後も不定期で募集が出るので、希望される場合は再エントリーしてください」とわざわざ案内をくれた、この企業。

実は、「60歳雇止め」の企業だったことが判明したんです。

もちろん、表向きには「年齢不問」と書かれていますよ~。
某転職エージェントに訊ねたところ、雇止めの実情を教えてくれたわけなんです。

そんなことも知らず、健気に返事を待ち続けたわたし。

(最初っから気付けよ、それくらい)

そこで、目標。

今年度は、本業にこだわらず、新たな職種に範囲を広げて就活する!

60代、70代歓迎!と銘打っている求人も、ポチポチと見当たります。

食わず嫌いせず、そうした求人にもアタックしてみよう・・・!という方向転換を決しています。

副業の在り方を見直す

ここ数年間、デジタルでイラストを描き、ストックサイトで売る・・・という副業を続けています。

イラストは独学だし、アイディアも乏しく笑、手持ちのネタも少ないので、1日何円という報酬です。つまり、全く儲かっていません。

そんな儲けに対して、イラストを描くための環境=グラフィックソフトの維持費がとんでもなく高いんです。

今使っているのはAdobeのIllustratorというソフト。
昔は電気屋さんに行けばライセンスが買えて、何万円もするソフトだったのだけれども、現在は買い切りすることができず、毎月支払いを継続しなければ権利を失うサブスク制に。

長年憧れだったこのソフトを我が家に導入したのは、割と最近、WEB系の資格をとるために専門学校に通ったときのこと。Illustratorだけでなく、PhotoshopやAcrobatやとんでもなく高機能な動画作成のソフトまで10種類以上が使い放題のCreative Cloud コンプリートパックを購入。当時既に年齢は50代でしたけれども、学生であることに代りはないので、学割が利いて年間15,000円程度でした。

しかしながら、専門学校を卒業して学生ではなくなり、一般価格に移行し、このご時世ですから年々値段が吊り上がり、現在コンプリートパックは年間70,000円もするシロモノとなってしまいました。

なんてこと~!!

「どうすればコンプリートパックを安く使えるか?」の裏ワザを調べ、多くの同業者同様、デジタルのネットスクールに年間30,000円何某で入会し、学割価格に切り替える・・・という手も試しました。
しかしながら、このネットスクールも値上がりし、今後はAdobeの一般価格と同等の70,000円以上に値上げするとの案内が届きました。
万策尽きる、です。

最近読んだ森本毅さんの著書『苦しかったときの話をしようか』にも書いてありました。

オノで髭を剃ったり、カミソリで杉の木を切ったりするのはもったいない!

まさに今の私、オノで髭を剃ってます笑。

で、今年度の新たな目標!

Adobeのソフトから全面的に撤退する!

・・・ううっ、うぅ~・・・(悲)。
これ、号泣ですよ。
ここでの売り上げは全然赤字でしたけれども、世界中の天才的なクリエイターさんたちが画いたイラストやプロフェッショナルな写真がダウンロードし放題だったので、得るものは多かったんですよね・・・。高額なのも頷けるクオリティではあったのです。

で、気を取り直して調べてみたら朗報を発見!

Illustratorに匹敵する無料のグラフィックソフトがあることが判明したのです。
その名も『Inkscape』!

まだ未使用ですがわたしのやりたいことは叶えてくれるソフトのようです。

かくなる上は、

グッバイ、Adobe!

覚悟が決まったところで、猛烈に残された仕事があります!
それは、「Adobeの年間契約が切れる8月までに、イラストを描いて描いて売りまくる!」ことです。

本当は1年前くらいから計画していたのに、全く掴み切れてなかった「円安」というめちゃめちゃオイシイ流れ。

そう、AdobeはUSの企業なので、イラストが売れた場合の報酬は「ドル」なのです。
ストックサイトを始めたときは1円=110円くらいでしたが、本日この記事を書いている日の為替は米ドル145円。

は、早く描いて売りに出さねば!

Adobeを解約すると、ここのアカウントのストックサイトは自動的に解約となるので、8月までに売った額を精算しておさらばする算段です。

さあ、忙しくなるぞ~!

資金を貯めて資格をとる!

今、猛烈にとりたい資格があります。

  • 野菜ソムリエ
  • 発酵食品ソムリエ
  • 薬膳コーディネーター

インターネットで情報を貪り、独学で知識を得る主義のわたしではありますが、もうあまり時間もかけていられないので、この3つは短距離で手っ取り早く学習したいのです。

しかしながら、資格をとるにはいちいちお金がかかります。ン万円、とかです。

そのためにも固定収入が得られる会社員を目指し、並列で学習したいところでしたが、なかなか思い通りに進んでいないので、上述の副業話。

夏までにはなんとか、資格をとるだけの元手を得たいところです。

息子の結婚式を滞りなく成功させる

悲しいことや、厳しい決断ばかりではありません。
ここで一気にうれしい話題!

次男が今夏、結婚式を挙げます。
彼らや新婦のご家族が住む遠方ではなく、わたしたちの居住地であるこの場所で!

参列者のうち、圧倒的に高齢者の多いこちらで宴を開くことを選択してくれた彼ら
今や遠隔でもコミュニケーションはとれる時代とはいえ、挙式・披露宴の打ち合わせも(おそらく)リモートで進めていて、ままならないことも多いだろうと思います。

宴は家族婚なので、限りなく少人数とはいえ、あちら側の「土地勘のない親族」のことを思うと、今のところわたしは「申し訳ない」やら「心苦しい」やら、なんとも身の置き所のない気持ちが日に日に増している状態です。

わたしの母からは、「子どもたちなんて何もわからないんだから、あんたが中に入って話進めてあげないと!」と叱られるし笑。

でも、これはお祝い事。
彼らの輝かしい門出を心から祝い、幸せな宴となるよう、できる限りのことをしてあげたい気持ちでいます。

うれしい話題・・・とは言いましたが、実は半々です。
ここまで育ってくれたことを思うと誇らしくもあり、同じくらい寂しいです。
当日はきっと号泣です。

社会的なコミュニティに参加

毎日おひとりさまで家に籠ること2年。
まずもって人と話す機会がありません。

この環境で久々に友人に会うと、考えられるパターンは「無口になる」or「堰を切ったように話す」のいずれかです。

わたしの場合、後者のようで、理性と知性を携えて会話をするみなさんの中で、ひとりしゃべりまくって、帰り道に後悔するというパターンが後を絶ちません。

楽しい会話で場を盛り上げられるのであればそれも微笑ましいのかもしれませんが、「心で思っていること」と「言葉に出して言ってはいけないこと」の境界線が、世の常識とズレてきているという肌感がときどきあるのです。これも、毎日「心で思っている」だけの時間ばかりを過ごしているせいなのかもしれません。

コミニケション・スキルの低下は、なにも社会生活だけでなく、家族と過ごす時間にも少なからず影響します。

気付いたら、友人のみならず、家族すら周りにいなくなった・・・なんてことにならないよう、少しは世間の風に揉まれなければなりませんよね。

今のわたしの場合、社交場はサークルや習い事ということになるかと思います。

パークゴルフや料理教室、なんて、通ってみたいですね。
既に、下調べはしている最中です。

あわよくば叶えたいこと

なにをするにも元手は必要です。
現在無職なので、諦めていることがたくさん!

もし着手の目途がついたら、やりたいことリスト。

  • ベランダ菜園のデコレーション
  • 髪型を変える
  • アンチエイジングのプチ整形
  • 歯のホワイトニング

今年度は無理かもしれないけど、胸の内には熱く秘めておきます。

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