九州一周レンタカーの旅!完全フリープランで全県周遊7泊8日【7日目:大分〜福岡】
定年退職を記念して、夫婦で旅行に行ってきました。行き先は夫が長年憧れていた九州。マイペースなふたりが選んだのは、レンタカーで回る、ツアコンなしガイドなしの格安旅行プラン!迷走旅行記の第7日目です。
もくじ
6日目の様子はこちらから↓
「和」で「雅」な非日常
大分県ゆふいんで目覚める朝。
朝食は昨晩と同じ、お食事処でいただきます。

なんか、うれしい。
ビュッフェ方式もワクワクするけど、これだけお膳にどーんと載せていただけると、競争心メラメラ感もなく、ほんとうに穏やかな気持ちで食事を楽しむことができます。
第7日目のスケジュール
全7泊8日の旅程。
明日は起きたら空港に直行するのみなので、観光という意味では本日最終日となります。
観光コースはこちら。
宿泊地 | 観光コース | |
---|---|---|
7日目 | 福岡県 | 門司港レトロ(福岡県北九州市)、壇之浦古戦場跡(山口県下関市)、唐戸市場(山口県下関市)、天神(福岡県北九州市) |
特筆すべきは、「関門海峡を渡る!」こと。
最終日の観光に「門司港レトロ」を加えることはすぐに決まったのですが、その前後をいかに過ごすか・・・。
「北九州の夜景」も捨てきれず、皿倉山に登るというイメージもしてみましたが、そのあと福岡市内のホテルまで安全な時間帯に到達しようと思うと、ちょっと厳しい。
地図と睨めっこしていると視界に入ってきたのが山口県!
これだけ毎日200キロも走行していると、たとえ海を挟もうとも、門司と下関の近さが現実に思えてきました。
関門トンネル。
海底部分は780㍍!
なんなら、徒歩で渡ることもできるらしい。
行ってみる?これ?
九州7県全てを回るツアーに本州1県を加え、「全8県を回る、自由過ぎる旅」にステージアップしようという試み。
見知らぬ土地を相手に、「絵に描いた餅」を目の当たりにすることができるかどうかの挑戦が佳境を迎えます。
マップとスケジュールはこちら。

観光記&フォト
福岡県―山口県:関門海峡
ナビの行き先を「下関」にセットし、大分ゆふいんを出発して走ること約2時間。
道路の案内標識を見るごとに、空想が現実に近づいていく高ぶりを抑えることができなくなっていきます。



そうしてついに、関門トンネルの入り口に到着します。
料金所で160円を払って、海底に潜っていく一部始終はスライドショーで・・・。
ぷはーっ!
地上に出てきました。
不必要に息を止めていたような気が。
この旅8県目、山口県に上陸です!
山口県:壇ノ浦古戦場跡

山口県下関市。
だけでも既にお腹いっぱいの感慨深さなのに、プラスして「壇ノ浦」まで属性追加!
軽い歴女としてはたまらない場所、壇ノ浦古戦場跡。
平安時代末期の寿永4年(1185)に、源氏と平家の最後の戦いとなった「壇ノ浦合戦」の跡。現在は「みもすそ川公園」として遊歩道が整備されています。公園前の海は関門海峡の一番狭まったところで「早鞆の瀬戸」といわれ、潮の流れが速く、潮流の変化が激しい海の難所です。壇之浦古戦場を一望できるこの場所は、『今ぞ知る 身もすそ川の 御ながれ 波の下にもみやこありとは』(長門本平家物語)という二位の尼辞世の歌から地名が生じたといわれます。公園内には、源義経・平知盛両雄の像とともに、安徳帝御入水之処碑が配置されており、海峡の激しい潮流を背景に源平最後の合戦に思いをはせることができます。
この日は生憎の雨でしたが、それもまた一興だったかも。







冒頭の、名前と一緒収めた義経様はアングルの関係で顔が真っ暗だったので、最後に端正なドUPバージョンも上げておきます。麗しい・・・。
壇ノ浦古戦場跡にお越しになりたい方は、こちらの情報をどうぞ↓
山口県:唐戸市場
下関ですよ、海の幸ですよ、ランチですよ~。
壇ノ浦から更に車で1キロちょっとの場所に関門の台所、唐戸市場があります。
この日は前述の通りお天気は悪かったのですが、日曜日ということもあり、まずもって市場に向かう道路が大渋滞!
壇ノ浦から歩けばよかったね、てくらい、ノロノロ運転の果てに、ようやく市場の駐車場に入庫できました。




さあ、市場に入ります!




ふぐ~!
人の数~!
そして、寿司のラインナップ~~~!!!
お寿司がですよ、このようにバラで置いてあって、「お好きなもの、いかようにも、何個でも」方式!
このスタイルのお店があちこちにあって、「あっちのアレがおいしそうだった」「〇〇はそっちの店の方がデカくて安かった」などなど、選択肢が多すぎてパニックに。
老いも若きも、みなさんやはりこれがお目当てだったようで、たくさんのパック詰めを持って歩いたり、人混みの途切れた場所で立ち食いしたりと、活気のある雰囲気がたまらなくGOODでした。
初心者のわたしたちは立ち食いする自信がなくって、テイクアウトしたものを駐車場の車内で食べることにしました。
わたしの戦利品はこちら!

膨大で魅力的なラインナップの中から厳選に厳選を重ねた結果、
- えび
- ほたて
- いくら
- いか
- まぐろ
- つぶ
6点盛りをお買い上げ!
プラス「ふくのからあげ」!!
ご当地って感じでたまらないわぁ。
お味はおいしいに決まってます!
ごちそうさまでした!
唐戸市場にお越しになりたい方は、こちらの情報をどうぞ↓
山口県―福岡県:関門海峡
関門海峡アゲイン。
下関側でこんなところを発見。

ここから入ると、歩いて門司まで辿り着けるらしい!前述のとおり、780㍍の距離。すぐですよ。
人類の進歩、凄まじいわね笑。
開通は昭和33年です。掘って繋げた方たちにはリスペクトが止まりません。
土産話に歩いてみたかったけど、車でさえ息を止めてやっとだった分際なので、ちょっと勇気が出ませんでしたねぇ・・・残念。
復路の関門トンネル。
ナビに注目しました。
現在地点が下関から門司に変わる瞬間を見届けようと。

ここは、まだ下関。
で、次の瞬間、

門司に突入~!!
エモさMAX!!
この旅、いちばんの感動でした。
福岡県:門司港レトロ

トンネルを潜り抜け、再び九州に上陸しました。
さあ、北九州を満喫することとしましょう。
門司港レトロ。
明治初期に開港して、130年。
門司港レトロインフォメーションより
門司港には、明治から昭和初期にかけて建築された、趣のある建物が今でも残っています。現在は門司港レトロとして九州の人気観光地の一つとなっています。
雨がなかなか上がらない中、しっぽりと歩く門司港。
空と山に雲がかかって、高層ビルを背景に構えたレンガ造りの古い建物がちょっとセピア色にくすんで見えるのもロマンチックでした。




広場では、こんな催し物が。

それぞれの出店に行列ができていました!
うちらは夜ご飯が食べられなくなると困るので、雰囲気だけ楽しんで帰りました。
門司港レトロにお越しになりたい方は、こちらの情報をどうぞ↓
福岡県:博多
屋台めぐり
一旦ホテルにチェックインしてから、福岡は博多の屋台を歩いてみました。
天神や中洲などを迷子にならない程度に右往左往。
ネオンはきれいだし、暗闇に流れる那珂川は穏やかだし、最終日ということもあって、何を見ても感傷に浸れる光景でした。




夕食はもつ鍋のお店
思い出しましたが、旅行初日の博多の夜。
あたりをつけていた居酒屋に入ろうとしたところ、予約で満席だったため入れなかった!という経緯がありました。
ならば最後の夜にリベンジしようということで、7日後に予約をばっちり仕込んで舞い戻ってきたお店。
博多もつ鍋のお店、「いっとく家」さん。
もつ鍋のお店・・・といっても、好き嫌いの多いわたしは「もつ」が食べられないので、それ以外の博多グルメを楽しみました。夫は馬刺し、たのんでましたね。それもわたしは「ごめんなさい」で・・・。





最後の1枚は「ごまさば」ですね。
どれもこれも、絶対、おいしそうでしょ?!
おいしんだ、これが~!!
今日まで無事に回ってこられたことに感謝し、祝いたい気分と開放感とで調子に乗って、飲み放題で潰れてしまいました、わたしたち・・・。
右も左も上も下も、東西南北全て識別できないほどに。
我が家の方位磁石=夫は完全に正体不明だし、方向音痴のわたしがスマホでGoogle map開いたところで「ここはどこ?」だし。
ホテルからは5分ほどの距離だったので、間違った方向に歩いていたかもしれないけれども、奇跡的に部屋まで辿り着いていました。
朝起きたら、道路の上じゃなくて、本当によかった・・・。
博多もつ鍋・いっとく家さんにご興味のある方は、こちらの情報をどうぞ↓
本日の総走行距離
- ゆふいん泰葉~壇ノ浦古戦場跡→130キロ
- 壇ノ浦古戦場跡~唐戸市場→1.3キロ
- 唐戸市場~門司港レトロ→9.1キロ
- 門司港レトロ~三井ガーデンホテル福岡祇園→84.7キロ
合計225.1キロの道のりでした。
運転、ほんとにほんとにおつかれさまでした!
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