九州一周レンタカーの旅!完全フリープランで全県周遊7泊8日【8日目:福岡〜おうち】
定年退職を記念して、夫婦で旅行に行ってきました。行き先は夫が長年憧れていた九州。マイペースなふたりが選んだのは、レンタカーで回る、ツアコンなしガイドなしの格安旅行プラン!迷走旅行記の最終日帰宅編です。
(2025.04.29 last updated )もくじ
7日目の様子はこちらから↓
朝が苦手だとか言ってる場合じゃなかった
ついに帰宅の日を迎えました。
九州旅行、最後の夜に宿泊していたのは三井ガーデンホテル福岡祇園。
こちらで朝食をいただくのが、7泊8日の旅・最後のイベントとなってしまいました。
観光ホテルではないので、出張のビジネスマンが最低限活力を補給するレベルの朝食かと思いきや。
最終日にして最高峰のクオリティよ、「うお田の朝ごはん」!
旅行中来る日も来る日も「朝食苦手」とかほざいてたけど、そんなこと言ってる場合じゃないラインナップに、シャッターを切る手・トレーに乗せる手が止まらない!お料理の並びも器も眼福すぎて笑いが止まらない!本日は遠距離ドライブがないという安心感も手伝って、今までにない充実の朝食タイムを過ごしました。








センスZEROのわたしの盛り付けでも、食のインフルエンサーさん張りの盛り付けになったと思いません?全ては素材が秀逸であるが故の為せる技。
そして3枚目のお写真「とっとーと」。お食事中を表すプレート、いいですよね、この方言バージョン。光が当たっていちばん肝心なところが判読しづらいですが、「お食事が済まれましたらこのカードを”裏返し”にお願い致します」と書いてあります。
8日目最終日のスケジュール
本日はホテルを出たら速攻レンタカーを返却し、福岡空港に行くのみの旅程。
ほんとうに帰るだけの1日です。

8日ぶりの福岡空港。
今度はお別れのシーンです。
わたしたち、九州一周して、なんなら本州にまで一時上陸して、ここまで戻ってきました!!
さよーなら〜
ありがとう、九州!
ありがとう、本州!
さあ、一路自宅へ。
定年退職記念九州一周レンタカーの旅まとめ
7泊8日というロングランの旅は、わたし自身人生初でした。
これまでの最長は、まだ子供がいないときに家族で行った海外旅行の5泊7日だったかと。
定年退職を祝い労うこの旅を、いろんな観点から振り返ってみます。
良かった点
- 完全オーダーメイドだったので行きたいところ全て行くことができた
- プラン通りに旅程が進んだ
- 限られた中での選択だったけど、宿泊施設が全て当たりだった
- 出発や到着の加減がお気に召すままだった
- 体調に合わせてスケジュールの調整が叶った
- レンタカーなので荷物の持ち運びや盗難対策に長けていた
- 安価で済んだ
- 大過なく帰ってくることができた
1.完全オーダーメイドだったので行きたいところ全て行くことができた
出発前のプラン立案時点で綿密に時間とルートを計っていたので、実現可能なところしか含まれていなかったですけど。泣く泣く外した場所もあったので、そういう意味では残念度も多少あったかな。
2.プラン通りに旅程が進んだ
交通渋滞や事故・病気に遭わなかったことが最大の勝因ですね。
3.限られた中での選択だったけど、宿泊施設が全て当たりだった
こちらも事前の下調べがうまくいきましたね。レビューなどを読んで採択した結果、評価通りのホスピタリティだったので、ハズレなしでした。佇まいが粋、部屋がゴージャス、温泉が極楽、食事がパーフェクト、敷地内のエクステリアが癒し度抜群、などなど。非日常体験の高揚感を存分に助長してくれました。
4.出発や到着の加減がお気に召すままだった
ツアーや観光バスだと出発時間は絶対ですけれども、多少の前後が許されたのは気が楽でした。
5.体調に合わせてスケジュールの調整が叶った
この年になるとお手洗いが近かったり、お腹が痛くて急な寄り道をしたくなったりします。それも気兼ねなくできたのはありがたかったですね。
6.レンタカーなので荷物の持ち運びや盗難対策に長けていた
観光バスや公共の交通機関だったら、いちいち荷物の積み下ろしが必要だったり、重い物を持ったまま歩かなければいけなかったり、詰め替えなどの手間があったりでしょうけれども、レンタカーの場合は後部座席に全部置いておけば出し入れも探し物も自由自在だったのでよかったです。車に鍵をかけ忘れさえしなければ(!)、原則盗難や紛失は起こらないはずだし、手ぶらで観光地を回れるので楽チン。
7.安価で済んだ
実際の金額については後述するとして。出発前のルート検索&パンフレット作りなどの手間暇はあったものの、そこを自分たちで賄った分、安くセッティングできた•••はず?
旅行代理店のパックツアーも安値のものはありますが、こと「有料施設に入場」したり、「提携先のお土産屋さんに入店」させられたり、「観光案内のガイドさんが漏れなく準備」されていたりと、「見えない出費」が隠されている気がします。
最も高値かつ必需品である「出発地からの航空券」「宿泊施設」「レンタカー」の三本柱のみという最低限の幹に、自分たちで枝葉を肉付けしていくという手作り感満載のプラン。「7泊8日レンタカー」という既製品のツアーが見当たらないので、差額がどれくらい出たのかは検証できないのだけど•••。節約旅になってたのであれば、うれしいなぁ•••という願望入り。
8.大過なく帰ってくることができた
なんといっても、この1点に尽きます。60代の長距離運転ですからね。無事に生還するのは、今回の旅で最低限にして最重要のミッション。達成できたことは最大の収穫でした。
反省すべき点、残念だった点
- 「定休日」の洗礼にハマった
- 廻る距離に対して日数が足りなかった
- 運転手ひとりに負担がかかった
1.「定休日」の洗礼にハマった
飲食店や行楽施設は年中無休という勝手な思い込み笑。お休みになるタイミングと周遊ルートが見事に並走してしまい、行く先々で門前払いの洗礼を浴びました。これは計画立案時点でのミスなのよね。
2.廻る距離に対して日数が足りなかった
いやいや、ひどかったですね、これは笑。
土地勘ないのに、下調べする前に宿泊施設をすっかり申し込んでしまったのが最大の敗因。ホテルからホテルのドアtoドアで既に200キロ超えてたら、観光しないで1日終わっちゃうじゃないか!問題。
この無茶ぶりルートで、いかに寄り道・遠回り少なく「ザ・九州」の観光地を巡るかで頭悩ませました・・・。もっと安全に、行きたいところを諦めることなく、レンタカーで九州一周満喫するには、10泊から11泊が妥当だと思いました。
3.運転手ひとりに負担がかかった
わたしも何度も「運転する!」と言ったけど、結局一度も運転させてもらえませんでした。運転するのが好きとは言っても、ちょっと長距離すぎましたよね~。途中、転落するかもしれないほどの山道もあったりして、相当神経すり減らしてたと思うんですよ。わたしが人数に入ってないのは心外だったけど、このコースなら運転手は最低でも2人は欲しかったですよね。
お土産リスト
家族に、職場に、自分自身に進呈するお土産。
ここで一挙にご紹介いたします。
ゲットしたのは以下のとおり。
- 長崎カステラ
- 真鯛の味噌汁
- 長崎皿うどん
- 黒豚
- 黒糖焼酎
- 焼きいもドーナッツ
- 坂元のくろず
1.長崎カステラ

島原港のターミナルで、次男夫婦用に買いました。旅行3日目、フェリーに乗り遅れたら困るので、早め早めに行動したら、乗船まで1時間以上も時間余っちゃって、お土産屋さんをいくらでもうろうろする時間がとれたのよね。
長崎カステラ。定番の味から、変わり種まであるんですね~。ちょっとひねって「塩味」にしてみました。
2.真鯛の味噌汁

こちらも島原港のターミナルで、長男用に。彼は甘い物がダメなので、次男夫婦のスイーツに代るものとして、しょっぱいものを探した結果です。
3.長崎皿うどん

同じく、島原港。
こちらはわたしの母宅と姉夫婦宅に。
4.黒豚
鹿児島の天文館通りで、夫の実家に買いました。
お肉が好きなので、黒豚のお肉や加工肉などいろいろ詰め合わせて、現地から冷凍便で直送しました。
なので、現物の画はナシ。
5.黒糖焼酎

同じく鹿児島の天文館通りで。
そこのお土産屋さんの独自ブランドとのこと。瓶もオシャレだったのでお買い上げです、「俊寛(しゅんかん)」。「我が家用」「長男用」「次男用」に3本購入。
文句なしに美味でした~。
6.焼きいもドーナッツ

夫が職場用に。
自分は食べてないので味はわからないけれども、おいしそう。おいしい、ですよね、絶対笑。
7.坂元のくろず


鹿児島県の坂元のくろず壺畑さんで購入。
写真左の黒酢は3本買って、「我が家用」「わたしの母宅用」「わたしの姉宅用」の内訳です。
母たちに自信を持って「どうぞ〜」と渡したら、その日のトップニュースで黒酢の健康被害が報じられて!去年の3月でしたよね〜、あれには目ん玉くらいました•••。坂元さんは「大丈夫」のアナウンス出してましたけど、坂元さんとどっちに行こうか迷っていたもう一件の有名どころ・桷志田さんは若干の関与が報告されていて•••。関係者のみなさん、本当にご対応お疲れ様でした。
で。写真右の黒酢炒めの素は1本買って、我が家用に。これね、めちゃめちゃおいしかったです。あっという間に消費しちゃいました。
気になる費用は•••?
このたび利用した旅行会社はHISさんで、ひとり当たりの値段と詳細は以下のとおりでした。
費用(おとなひとり) | プランに含まれていたもの |
---|---|
約17万円 | ・九州までの往復航空券 ・レンタカー7泊8日 ・7泊分の宿泊費用 ・宿泊施設での食事 (朝:7回/夕:3回) |
一方、「プランに含まれず、自腹だった」のは、
- 各観光地での駐車場代
- 1泊目と7泊目の博多宿泊時の駐車場代
- ガソリン代(満タン2回)
- 昼全食+夕4回の食事代
少なく見積もっても、トータルするとひとり20万はかかってしまったでしょうかね。
これは夫の退職金から支払いすることとなりました。
夫は「運転して、お金を出した」。
わたしは「旅行の観光ルートをプランして遂行した」。
それぞれが、それぞれの強みをもって実現した「定年退職旅行」。
大成功と言ってよいと思います!
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