雪国のガーデニング~ベランダ鉢植えを越冬させようプロジェクト2026[昨秋の挿木編]
越冬するのが難しい鉢植えのあじさい。厳しいマイナスの寒さに晒される北国の屋外ならば、なおのことです。2026年の春に向け、準備を進めていた今シーズンのプロジェクトとは!?
もくじ
まずは『プロジェクト2025』のおさらい
あじさいラインナップ
我が家のベランダに鎮座する歴代のあじさい鉢植えたち。
2024-2025シーズンはダンボール箱の簡易ビニールハウスで無事越冬し、愛らしい花を咲かせてくれました。
5年間一度も芽をつけなかった子、
初めての越冬に臨んだ子、
それぞれに軌跡は違えど自らの本懐を遂げ、さぞや誇らしかったことでしょう。



そしてこちらは、新入りの2025年モノ「月うさぎ」。

まとめると、
- 2020年モノ:てまりてまり
- 2023年モノ:マジカルレボリューション
- 2024年モノ:ハイドランジア・マジカルレボリューション
- 2025年モノ:月うさぎ
以上の4体が我が家のベランダに生息するあじさいの鉢植えたちです。
いざ、剪定
夏の間もじっくりと花を楽しみ、惜しむべく剪定に臨んだのは2025年8月3日のことでした。
毎度満開のお花を刈るのは、実に胸が痛みますが。
最後はこんなにたわわに実って、旅立ちの時を迎えました。



お花を刈った後は、浅めのプランターに水を張って生け、しばらく愛でました。

新たな試み、『挿し木』
わたしがあじさい好きと知ってか、Google Chromeのブラウザを立ち上げると、あじさい関連のトピックがニュース一覧に並んでいます。その中で、たまたま『あじさいの挿し木』というタイトルに心を奪われ、とある動画に辿り着きました。
その頃必死に調べていたキーワードは「あじさい/鉢植え/株分け」だったのですが、ヒットしたのは「挿し木」という耳慣れない言葉。
そもそも、挿し木とは?
植物の茎や枝を切り取り、土や水に挿して発根させ、親株と同じ性質を持つクローンを増やす手法。
引用元:AI
ネットで調べると、How to がたくさんヒットします。
そのどれもが成功体験で、ワクワクが止まらなくなりました。
わたしも、挿し木、やってみたい!
ということで、いざ!
挿し穂を作る
挿し穂とは、クローンを作るための元。親株から採取します。
花部分を落としたその下、2節分をチョイス。
根元は次の工程のために、斜めにカットしています。
葉っぱはいちばん上のもの以外は全て落とし、水分が蒸発するのを防ぐため、いちばん上の葉はジョキっと半分にカットします。

「てまりまてり」「マジカルレボリューション」「ハイドランジア・マジカルレボリューション」「月うさぎ」の全てで、挿し穂を作りました。
水揚げ
水を張った桶などに挿し穂の根元を浸け、1〜2時間ほど水を吸わせます。
斜めにカットしてあると面積が広くなって、より容易に水を吸ってくれるのだとか。

発根させる
今回使用したのは、「挿し木用の土」。

こんなのあるんですねえ。
この土を鉢に入れ、挿し穂ちゃんたちを次々と植えていってあげます。


待つ
挿し木直後は3〜4日、たっぷり水をあげます。
北国でも8月は30℃にもなろうという天気。
ベランダの半日陰となる場所に置いてあげました。




花の種類ごとに鉢を分けています。
初めての試みで成功する自信が全くないので、挿し穂の数だけは多めに準備。
鉢の数は全部で10個くらいになったかと思います。
このまま、約2ヶ月。
根が育つことをじっと祈りながら待ちます。
植え替え
2025年10月4日。
挿し木してから2ヶ月が経ちました。
鉢から取り出し、根が育っているかどうかを確認します。
どきどき。




一部細くて頼りなげのものもありますが、おおかたふさふさに根が育ってくれてました!
それではこの子たちを本気で植えていくことにします。
用意したのはこちらたち。



めんどくさがりやなので、土は肥料入りのもの。
鉢底石は持ち合わせが足りなかったので、ホームセンターで買い足しました。
鉢は100均のセリア。この色、いいですよね。たぶん、6号鉢です。
鉢底石を台所排水溝用の網に入れて、敷きます。

その後、肥料入りの土を乗せ、「ひとつの鉢にひとつの挿し穂」の割合で植えていきます。
おかげさまで、ベランダがクローンの鉢だらけに。

右上の4鉢は親たち。
親子揃って、ファミリーでこれからの冬を乗り切ってもらいたいところです。
冬、来たる
2025年12月。
気温が日常的に氷点下になる「極寒の季節」がやってきました。
昨シーズンから試みを始めた「ダンボール生活」。今シーズンも施工することに。


ダンボールに入れただけで凌げる寒さではないので、ビニールで屋根を作ってあげます。
ビジュアル的に「もっとなんとかならないのか!?」とお思いでしょうが、ずぼらなわたしの精一杯がこれ。
ガムテープってのが不評なんでしょうか。
一度貼ると、跡が残ってきれいに剥がせないくらい粘着力が強いというイメージからのガムテープでしたが、雪水に触れると粘着力ゼロに。このあと、ビニールテープでも補強してあげました。
ここから、長〜い越冬に入ります。
がんばれ、みんな〜。
と、ここまでが冬越えの準備期間。
2026年、極寒の雪国にも春の声がちらほら
冬と行き来しながらも、微々たる春の気配が瞬間瞬間に舞い降りる3月となりました。
日中は5℃以下、夜間はまだまだ氷点下です。
さてさて。
極寒の冬を耐え忍んできたあじさいの鉢たちにも、虫眼鏡レベルの動きが見え始めています。
2026年春編は、新しいポストにてご紹介します。
参考にした動画
この挿し木プロジェクトは、主にohana chanさんの動画を参考にしています。
あじさい他、ガーデニングのプロでいらっしゃるので、説得力が半端ないです。
ご教授ありがとうございました!
