我が家式「食費の算出方法」をご紹介[その2.実践編]⎯食材を計測して調理する

日々、いかに食費計算をしているか、その算出方法を公開する第二弾・実践編です。準備した「食材データベース」を元に、実際にサンドイッチを作りながら解説していきたいと思います。

サンドイッチを作ろう!

「食費の算出方法」導入編でご紹介したように食材データベースを作るところまできました。

これで、「いつでも調理に入ってOK」のステータスに。

食材を取り出し、キッチンスケールを置き、調理道具を用意しましょう。

今日の食材はこちら

土台となる食パン

まずはパンです。

こちらを1枚、使います。

挟まれる具材

今日は6種類を用意しました。
いつもよりちょっと盛り気味ですね。

上段左から、紫キャベツ、サラダほうれん草、にんじん。
下段左から、たまねぎ、ツナ、たまご。

調理します

パンにマヨネーズを塗る

我が家のサンドイッチの調味料は、マヨネーズと粒マスタードです。

パンを2枚におろして(魚か!)、片側の中心にマヨネーズと粒マスタードを一箇所に置き。もう片方にはマヨネーズを全体的に広げるように出します。語彙。


粒マスタードが入ると断然おいしさがアップするので必需品となってますが、無防備に使うとあっという間に消費してしまうので、パンの片側だけに出します。マヨネーズと混ぜ合わせながら、パンの表面に伸ばしていきます。

調味料は必要経費として最後に計上しますので、計りません。

品名使用量
食パン1枚

具材を測って乗せていく

紫キャベツ

まずは紫キャベツからいきます。

タッパーのままキッチンスケールに乗せ、リセットボタンを押して「0」に設定。

パンの上にどばどばっと乗せます。

何グラム減ったのか•••で使用量を算出します。

10グラム使いました。

品名使用量
紫キャベツ10g

この数字は、メモしてもよいですし、写真に撮っておいても。
わたしは、ひたすらスマホでパチリする派です。

サラダほうれん草

さあ、この要領でどんどん乗せていきます!

品名使用量
サラダほうれん草10g

たまご

品名 使用量
たまご 1/2個

ツナ

品名使用量
ツナ8g

にんじん

品名使用量
にんじん10g

たまねぎ

品名使用量
たまねぎ4g

仕上げ!

本日の具材は以上なので、これでカットします。

完成

では、食費の計算にまいりましょう。

刮目!

わたしの場合、そこまで意識が高くないので、最終的な出来上がりの上限価格は決めていません。
一週間に均して、1日3食ワンコインに収まってたら、結果的にうれしいな~・・・のレベルです。なので、食事もすっかり済ませて、のちほどゆっくり食費を計算しています。
予算が決まっている人は、食材データベースと相談して、食材ごとに使う量を予め定めておくとよいと思います。

結果発表

用意した「食材データベース」で算出されている「単価」と照らし合わせながら、上記の使用量を全て表に組み込んでいきます。

※費用は、単価の小数点第1位で四捨五入することとします。

食材使用量単価(円)費用(円)
食パン1枚37.3737
紫キャベツ10g0.22
サラダほうれん草10g2.6326
たまご1/2個10.585
ツナ8g1.089
にんじん10g0.121
たまねぎ4g0.261
食材費トータル81

食材費だけだと、81円で仕上がりました。

必要経費も忘れてはならない

100円以内で作れてうれしいのですけれども、最後に必要経費を計上しなくてはなりません。

必要経費は、調理に係る光熱費や、計量困難な調味料代、調理器具やお皿などを洗うための水道代・洗剤代などを言います。
ネットで市場調査して、一般的な数字を割り出し、「一律1食で142円」を計上するものです。

  • 81+142=223

この結果を踏まえ、最終的に、このサンドイッチに係る食費は、223円とします。

今回はサンプルとしてひとり分で計算したのでちょっと割高になってますけど、実際は毎回ふたり分をまとめて作って「142円」を計上しているので、厳密に均すともう少しお安くできたんじゃないかと思ってます。

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