定年退職後の就活報告/久々の応募、久々の書類選考突破!面接から結果発表まで
就職活動に前向きになったタイミングで、運良く応募したい求人に出会いました。シニアの危うい就活再開!応募書類作成から結果発表に至るまでの悲喜交々をご報告いたします。
もくじ
春の到来、掻き立てられる就活への焦り
新年度が近づいてくると、求人情報が一気に増えてきます。
4月の期初に向けて新たな人材を募る動きは、どの業種でも活発となりますよね。
「まだ諦めたわけではない」
を公言しているわたしとしては、ある意味年に一度の正念場ともいえます。
よっしゃ、求人検索
各種データベースを使い、求人検索をすると、やはり美味しそうな求人が店頭に並び始めていました。
その中でひとつ、
ぜひやってみたいけど、自分のスキルが足りているか自信がない
求人を見つけてしまいました。
今更、スキルのないものにチャレンジする体力はありません。
でも、「こうは書いてあるけど、実はそこまで達してなくてもOKかもしれない」場合も多々あります。
悩んで悩んで悩んで…
ダメ元で求人を取り扱っている某紹介エージェントの窓口まで出掛けはしたものの、結局は言い出せずじまい。
でもラッキーなことに、この日手ぶらで帰ることにはなりませんでした。明らかに自分のスキルで賄えそうな求人をひとつ、紹介していただくことができたのです。
おお!
久々に、体の奥底から情熱が沸るのを感じました。もう、「やってやるぞ!」のエネルギー全開です。
急遽巡り合った求人なので、なんと応募締め切りが「本日17時まで」!
この時点で13時。
もちろん郵送は間に合いませんから、締切時間までに応募書類を手渡しするという約束を取り付け、マッハで帰宅し、まずは最新の応募書類を作成することになりました。
てんやわんやで応募書類提出
さあ、時間との戦いです。
パソコンを立ち上げ、直近の応募書類の電子ファイルを引っ張り出してコピー、そして修正・上書き・プリントアウト•••。
こんな日に限って、プリンターのインク5色中4色がインク切れとのアラーム音。年賀状印刷用に買い足したものが全色残ってた!セーフ。
できるだけシワのない、白い用紙を選び、最後の一枚を打ち出したところで我が家の用紙は底をつきました。危なかった。
家中の引き出しを掻き回したので、足の踏み場もなく。盲滅法走り回ったので、パーテーションを薙ぎ倒して激しい衝撃音を室内に響かせ。
それでも心を落ち着かせ、コピー前の古い情報が残っていないことを確認し、全てを新品のクリアファイルに揃えて入れ、なんとか応募書類完成!折れないように大事に抱え、自宅を出発。一路、応募先のビルに向かいました。
大いに書類選考の段階で落ちることが予想されたので、担当者と顔を合わせるのは明らかにバツが悪い。できればビルの受付に丸投げして帰りたかったけど、直接事務所まで持参して!と警備のおじさんに言われ、エレベータに乗って本丸のドアをノック。
できるだけ爽やかに、でもできるだけサッサと済ませるように応募書類を手渡しし、お辞儀だけは深々として帰路につきました。
あー疲れた。
でもやるだけのことはやったので、爽快な気分でした。
お腹減った•••
そういえば、昼食食べ損ねてたよ
書類選考の結果
翌日、電話がかかってきました。
「ご経歴を拝見し、ぜひお会いしたのですが、面接にお越しいただけますか?」
と。
(ま、マジですか!?)
もとい、
ありがとうございます!
提示された日時は、「週明けの月曜」。
「はい、お伺いいたします」。いたしますとも。
電話を切るや否や、美容院の予約をするわたし。
生え際の白髪は、やっぱ目立たなくして行ったほうが好印象よね。
面接•••からの結果発表
当日面接会場に行くと、面接官はふたりでした。
応募書類を受け取ってくれた中堅どころの男性と、ピッチピチに若い男性。
わたしの長年の経験からいうと、
- わたしのことを聞きたがる→不採用
- 自分たちのことを話したがる→採用
というのが合否の指標。
応募書類に書いてあるのに、
「応募の動機は?」
「これまでの経歴を話してください」
などと聞くのは、単なる時間稼ぎで、わたしのことには一切興味がないけれども、とにかく自分たちのことは話さずに終わりたいという証し。
一緒に働いてほしいと思う場合は、「当社の仕事はこういう内容です」と、自分たちのことをアピールしたがるもの。そう相場が決まっていました。
そしてこの日は、明らかに「わたしのこと」だけを聞いてきました。
でもこちら側から質問をすると、快く答えてくれて、「安心して働けるので大丈夫ですよ」と笑顔で返してくる。
そして話しが尽きることなく、採用面接とは思えないくらい長時間の会話をして面接は終わりを迎えました。
帰り際、面接官が言ったひとこと。
「結果は郵送します」
ん?
これは•••
終了〜っ
採用の場合は電話、不採用の場合は郵送。
これも就活の掟。
結果を分析してみる
果たして数日後、不採用の通知が届きました。
落ちるときは面接中になんとなく空気で伝えてくれるものですが、今回のようにめちゃめちゃウェルカムでフレンドリーな不採用は初めてだったので、結構落ち込みました。水も甘いも噛み分ける年代のわたしが、今更人間不信になりそうって思ったくらい。
で、わたしは、或いは先方は、どこで関係の構築に失敗したのでしょう?
思いつく理由は3つです。
可能性1:わたしのパフォーマンスに問題があった
久々に誰かと仕事のお話ができるのがうれしくて、わたしはちょっと喋りすぎたかもしれません笑。
思慮分別のある年代ですから、ハメを外すようなことはしなかったと思うのですが、いずれかの発言が彼らの癪に触ったのでしょうか。
でも、初っ端からカジュアル面談の空気作りをしてきたのは、あちらさんなんだけどなぁと言い訳したくなる。立場を忘れて、誘いに乗ったわたしが悪いのだけれども。
可能性2:わたしのスキルに過不足があった
わたしがプレゼンしたこれまでのキャリアを聞き、「これでは務まらない」と判断されたパターン。
こればっかりはどうしようもないです。
諦めるしかありません。
可能性3:そもそも、最初から採る気がなかった
これには二つの意味があります。
- 何らかの理由があって、表向き案内を出しただけのダミー求人
- 応募した人とは、可能性がなくても全員面接をするしきたり
実はこの求人に応募するとき、エージェントの人がこっそり教えてくれました。
「あなたの前に応募した人が、スキル不足を理由に不採用になっている」と。
その話しを思い出したとき、「これは、1の可能性があるな」と思いました。
だって、全然難しい仕事じゃな(ピー音)•••
そして極め付けはわたしに届いた不採用通知でした。
そこには、こう書いてあったんです。
「書類選考の結果、残念ながらご希望に沿うことはできませんでした」
えーっと•••。
わたしって書類選考、通ったんじゃなかったでしたっけ?
だから「面接にきてください」と仰ったんですよね?
まあ、まあね。
贅沢は言いません。
言いませんけれども•••
はじめから採る気ないなら、言葉通り書類で落としてほしかったです•••
面接に出向く労力と、この年で人間不信に陥ったダメージを、どう癒せばよいんでしょか。
ぷはーっ。
大いなる負け惜しみを吐き出して、スッキリしました!
こら、見苦しいゾ、おばはん!
はい、次も頑張ります!!
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