人生半世紀が過ぎて、「最重要にして最難関の人間関係構築」がスタートする綾

学生となり、社会人となり、結婚して子育て終了、定年退職も済ませた今、人間関係もひと段落。•••と安心しきっていたら、まだ残っていました、人生最大の縁結びが!

現役時代の次にくる、新たな人間関係

息子が結婚することになりました。

てか、結婚、しました。

夫のお父さんの体調が思わしくなく、息子たち(夫のお父さんから見ると、孫にあたる)を呼び寄せた昨年の夏。

下の子が、「同棲している彼女も連れて行く」と言い出し、夫側だけでなく、わたし側の親族にも挨拶したい•••となり、急激に結婚話が進展しました。

こちら側の親戚に面通しをしたあと、息子はいよいよ彼女の実家に行き、正式にご挨拶も済ませたとのことで。

そしてそれから数ヶ月経った、お日柄の良い昨年の秋のとある日に、

入籍しました

と報告があり、若い二人は無事夫婦となったのです。

おめでとう!!

彼らの現在の本拠地は、彼女の実家のすぐ近く。
わたしと夫が住む、いわゆる「新郎側の実家」とは、飛行機で行き来しなければならない遠距離にあります。

新郎側には祖父母の世代がいるけれども、新婦側にはその年代はもういないということで、挙式・披露宴は新郎側の父母・祖父母の実家があるこちらで行うプランを立てている•••と兼ねてより伝え聞いていました。新婦側のご両親が、そうしたらどうか?とおっしゃってくださったようです。

息子のお嫁さんとなった女性とは、彼らが学生で付き合っている頃から何度か会ったことがあります。

礼儀正しく、可愛らしく、とても好感の持てるお嬢さんです。
クセが強くないのも、わたしとしてはとてもありがたいキャラクターだったりします。違和感なく、すんなり家族になれそうだという安心感もあり、このご縁に心から感謝しています。

しかしながら、婚姻届を出したという時点で、わたしらは彼女のご両親とまるで面識がなく、いかなる手段でも一度もコンタクトをとったことがなかったのです。

こういう場合の事始めはどうすべきなのか

互いの息子、娘が結婚したにも関わらず、親同士が全く交流していない!

これってどうなんだろう?
いまどき、別に慌てることではない?
結婚はしたけれども、挙式は数年後という話も、Z世代では珍しいことではないようです。
とはいえ、どうすれば先方のご両親とのファーストコンタクトが叶うのか、見当もつきません笑。

息子に言わせると、「顔合わせは結婚式で両家が揃うときにやろうと思っている」とのこと。

そうね。
結婚は当人同士が納得して、希望に沿うような段取りで進めればよいのよね?
親同士が顔を合わせるタイミングも、わたしらが仕切るものではないのよね?

と自問自答する。

でも、親って、何もせず、黙って待つだけでよかったかしら?

不安。そして焦りが募る。

時代も地域も違うけれども、自分たちはどうだったかを思い返し、参考にしようとしました。つまりは、

わたしが結婚するとき、わたしの親と夫の親はいかにして交流を開始させたのか?それをとりもったのは誰でいつだったのか?

••••••

ぜんぜん、思い出せないーーー!

わたしは世間知らずで、末っ子で、甘えっ子で、優柔不断で•••。
おそらくは「夫」と「わたしの母」とで、何もかも段取ってくれたのかも。今思えば、式場との打ち合わせでも、自分が何かを意見した記憶がありません。

近々で、わたしの友人複数も同様に、「息子が最近結婚した」エピソードを持っていました。

彼女たちに聞くと、いずれも「披露宴なし」のパターン。
披露宴をするのであれば親も大変かもしれないけど(招待客リストとか席順とか)、しなかったので全然大丈夫だったよ!ということなのですが。

ちなみに息子は「親族婚」を考えているということ。招待状もなにも、口頭か、あるいは家族のグループLINEで事足りるんじゃないかという予感すらありますけれども。
これは「大変なほう」に入るのか、「大変じゃないほう」に入るのか、まずはそこから見極めなければなりません。

一親等を跨ぐ新たな親戚が増える

自分が結婚するときは、夫側の親戚がダイレクトに自分の親戚になる経験をしたわけです。
でもそれは、さして苦労ではありませんでした。自分のことでしたし、夫を介すればコミニュケーションに苦労することもありませんでしたから。

今回はお互い、息子・娘というワンクッションを置いての親戚づきあい。
これは人生初の、それでいて、自分にとって最も愛する・最も大切な存在の人の幸不幸に直結する人間関係の構築ですから、緊張と責任の度合いは計り知れません。

そして、初対面?

先方のご両親とのお付き合い初めは、ありがたいことに、先方からの歩み寄りで実現しました。
昨年末、お歳暮が送られてきたのです。
中には、ご丁寧でお優しい言葉での挨拶文が同封されていました。
新しく親戚づきあいをさせていただく方々が、尊敬すべきお人柄であることに、まずは安堵と感謝の気持ちが込み上げてきます。

送られてきたのは先方の居住地の名産でしたから、こちらもおらが町の特産品を送ることに。
でも、その前に、アナログ方式で、「まずはお礼の電話」をかけることにしました。

もともと、電話は得意なほうではありません。

うまくお話しできるかしら•••

もし、わたしが悪い印象を与えてしまったら、息子が肩身の狭い思いをしてしまう•••

すでに還暦を過ぎ、どんなシチュエーションの「はじめまして」の人とでも、臆することなく迷うことなく会話を弾ませるスキルを身につけているはずのわたしでも、カキンコキンに緊張しています。

なかなか電話が繋がらず、日を跨いで三度目の正直で、ようやく受話器をとっていただくことができました。

短い会話の中にも、「家族親戚一同でこのご縁を大歓迎している」こと、「若い二人のやりたいように進めてもらう」こと、「これからお世話になる」こと、をしっかりと伝え合うことができた•••と思っています。

些細なことでも難しい

そうしてしばらくして、いよいよ彼らの挙式・披露宴の日取りが定まりました。

まだまだ先の話•••と、わたしらしくノンビリ構えていたところに、息子から連絡が入ります。

お父さんお母さんが当日なにを着るか、聞いておきたい

•••?

要は、先方のご両親が、われわれの着る衣装と合わせたい、とおっしゃっている模様なのです。

尋ねてきたのが息子だという気やすさもあり、深く反芻せずにわたしは答えてしまいました。

先日、母から留袖をもらったので、着物着たいなあと思ってはいたんだけど•••

うん、わかった!

それから数日経って、事の成り行きを改めて反芻してみると•••

わたしは地元かつ自宅から極近の場所だからどうとでもなるけど、あちら様は遠方から飛行機でお出ましになるのだから、ここは何重にも深読みして、

洋装にいたします

が正解だったのではなかろうか!!

自分がなにを着るか、しか頭になかったわたしと違い、相手方と格を合わせることをまずは考えることのできるあちら様のご両親!

そんな方たちに、わたしは暗に「和装にすることを強要してしまった」カタチになったわけで。

この能天気でお気楽な回答を、もう息子は先方に伝えてしまっただろうか???
事故になる前に、早急になんとかせねば!

気遣いと心遣いの応酬

遅ればせながら調べると、両家の親が衣装を合わせるのはマナーであり、エチケットであり、常識のようでした。

まずは息子に、「まだ和装にするか洋装にするか、決まっていない」ことを告げてお茶を濁しましたが、先方のご意向も踏まえた上で、うまい着地点を見つけるのは至難の業です。

お互い気を遣っていては話が進みませんし、どちらかが抜け出しても後味の悪さが残るかもしれません。

親同士が直接電話で相談すれば一発かもしれませんが、その考え自体がわたしの勝手な思いつきなので、こじれてしまう可能性も無きにしも非ずです。「若い二人に任せましょう」ということで、気長に、温かい目で見る!ということで、すり合わせは済んでいるのですから。従って、間にお互い息子や娘を挟んでのやりとりを続けるしかなく、いろいろな思惑やプリズムやフィルターが介在してきます。

衣装ひとつでも、この難しさ。

髪のセットはどうする?
着付けはどうする?
費用の支払いはどうする?

百戦錬磨のシニア世代でも、まだまだ、自分がとてつもなく未熟で無力な存在だと思えてしまう、新たな人間関係の構築があるものなのですね〜、とつくづく。

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