一緒にシニアでいられることが誇らしいと思えるほど、素敵な同世代のロールモデル

「アラカンになるのも悪くないな」と思えるほど、素敵な同年代が世の中にはいるものです。わたし目線で、人生の師たる面々をご紹介いたします。

彼女たちと一緒なら、寄る年波も怖くない？

この歳になると、世間からの冷たい目だったり、哀れみの目だったり、何をするにも、あんまりいいことがなくなってきます。

でも、「この方々と同じ年代なんだって考えると、アラカンになるのも悪くないな」と思えるほど、素敵なロールモデルが世の中にはいるものです。

浅野温子さん

わたしの中では、ファッションのカリスマであり、バイブルであり、お手本としてきた女性。

そのお姿を作品の中で見られるだけでも幸せですが、彼女の凄まじい演技力に、いつものめり込んでしまいます。美しい出立を存分に生かすシリアスな役から、台無しにする三枚目の役まで。フリートークのときは後者なのが、唯一無二の魅力で大好きです。

1961年生まれ。
トレードマークのワンレングスヘアは、当記事執筆当時には肩上の長さの金髪になってますが、近年に至るまで、ロングヘアのお姿で公の場に出ていたはず。年齢を重ねてもなお、ご自身のステータスを築いたときのイメージのまま、温子さんスタイルを損なわずにいる潔さ。

『あぶない刑事』が劇場版シリーズの第8作を迎え、最近またメディアにお目見えしてくださるのがうれしいです。いまだに彼女を見るときは、崇め奉り正座笑。ドキドキが止まりません。

山口智子さん

170㌢のスラリとした高身長にサラサラヘア。雑誌『ViVi』のモデルを経て、90年代、トレンディードラマのヒロイン枠へ。話題の作品が続き、人気に火がつきました。

1964年生まれ。
近年も作品を締める大御所役でご出演される機会を目にします。
キャストにお名前があると、彼女見たさにチャンネルを合わせてしまう、存在感はまるで色褪せません。

フリートークでの、芯が通っていて、ざっくばらんな口調も魅力的ですね。

引用元：山口智子公式サイト

YOUさん

ゆるふわな雰囲気が可愛いYOUさん。キュートなルックスから繰り出される毒舌が、クセになる魅力です。

1964年生まれ。
実はYOUさんが同年代だということを、つい先日まで知らなかったんです！
ニュートラルな印象のせいか、「この方、おいくつなんだろう」と考える余地すら、今までなかったんですよね。それでも多分、30代とか、40代とか言われたのなら、これほど見る目が変わることもなかったと思います。

驚きすぎて、人生変わるくらいの衝撃を受けたのと同時に、一気に彼女への好感度がアップ！
「アラカンにしては」とか「年齢の割には」なんていう枕詞一切なしで、「可愛い！」「素敵」って言ってもらえる可能性があるんだ•••。なんて心強い存在なのでしょう！もう、希望の星です！

岡田美里さん

同じ年代の人サーチをしていたら、こんな素敵な方がヒットしました！
年齢だけで同じ括りとするのは憚られるほど、お上品でキレイなお方ですが、ぜひ取り上げなきゃです。

1961年生まれ。
雑誌『ポパイ』やCM出演で知名度が上がり、清楚で聡明なキャラクターで人気を博しました。

2024年4月、BS朝日『人生、歌がある』の司会となり、変わらぬお姿を見せてくれています。YoutubeやインスタなどのSNSもリアルに更新してくれていて、「こんな素敵な同世代がいるんだ〜」としみじみ。自分の歳で、いろんなこと諦めようとしていたことを、心から恥じました•••。師匠！今後ともご指導、よろしくお願いします！

実は、美里さんよりは少し年下ですが、彼女に姿形や雰囲気がそっくりのママ友がいます。住まいが離れてしまったので、お会いする機会は減ってしまったのですが、たまにやりとりをさせてもらうときは、自らのしょぼくれ具合を見直すべく、大いに刺激を与えてくれる存在です。

手の届かない、有名人じゃなくても

まあ、まあ、ね。上記の方々は極端な例です、もちろん。
真似できるはずもありませんので、これからも目の肥やしとさせていただきたい、別世界のお話。

ただ、身近なところにもお手本とすべき人はいます。

母

いっきに身内笑。

80代後半ですが、わたしが最も尊敬し、目標とすべき女性です。
いつも小綺麗に身支度していて、白髪もありません。毎朝、新聞を隅から隅まで読み、幅広いジャンルの話題を常にストックしています。

わたしが10代のとき、父が他界しました。
それまで仕事らしい仕事をしたことのない母でしたが、猛烈に働き、家の中のことも一切手抜きをせず、何不自由ない生活を送らせてくれました。

数年前に足を患って、以前ほどではなくなったにせよ、多趣味で社交的、活動的。その年齢をもってして、常に「今が人生で一番楽しい、充実している」を体現。そして、「明日はもっと楽しい」と確信して生きています。

わたしは何歳まで生きられるかわかりませんが、かくあるべき、かくありたい、と思える、最高のお手本なのです。

姉

身内第二弾笑。

3歳年上の姉とは、仲違いした記憶がないほど、ずっと仲良しです。最も信頼する家族であり、最も大好きな友人のようでもあります。

彼女はめちゃくちゃ「仕事がデキる女」。大企業にあってどんどん出世していきました。それでいて人当たりがよく、柔らかい空気感なので、ハイスペックな男性からよく言い寄られていました（羨）。結婚して第一線は退きましたが、その道のエキスパートだったので、今でも現役で働いています！

父親を早くに亡くしたせいか、うちの家族の中では「父親の存在」をも一役買っている節があり、わたしも母も、姉をとても頼りにしています。

シワもたるみもなく、美意識が高いので、わたしとしては姉を見た目でこれ以上追い越してしまわないように、自分磨きをしなければです！