ガーデニング日記~鉢植えあじさいを越冬させようプロジェクト[エピソード0]
2年目以降も咲かせるのは困難で有名なあじさいの鉢植え!今年こそ咲かせてみたい「鉢植えあじさいを越冬させようプロジェクト」発動中。ベランダガーデニングで不遇の時代を過ごす鉢をご紹介するプロローグです。
(2024.10.09 last updated )もくじ
花心のないわたしでも胸震えるあじさいの可憐さ
人並みにお花は好きですが、花心がなくてすぐ枯らしてしまいます。
切り花も、鉢植えも・・・。
庭付きの戸建てに住んだこともありますが、今やマンションの高層階。
管理組合の規約もありますし、階下や両隣にかかるご迷惑を考えると、本当に限られた中でガーデニングを楽しむしかない身分です。
好みは割とハッキリしています。
観葉植物やギボウシ、葉牡丹、アイビーなど緑ばかりの植え込みでガーデニングを完成させている知人のエクステリアがあまりに見事で美しく、そのインパクトの影響でわたしも基本、カラフルな花は置かない派になってしまいました。
ただ、ひとつだけ例外があります。
それはあじさい。
花の名前は全く覚えられないわたしでも、あじさいは知っています。
なぜなんでしょうねぇ。あじさいを見ていると、本当に清らかな気持ちになるんですよね。
花言葉は「移り気」「浮気」「無常」
もっと何とかならなかったのか?
わたしのあじさい好きを知っているので、毎年夫が母の日の前後に鉢植えをプレゼントしてくれます。
うちにやって来たあじさいの変遷
2019年
わたしが一目ぼれ。
最盛期は全部真っ白に咲き誇って、それはそれは清楚でございました。
2020年
薄いパープルで花弁がぎっしり。
現実離れした美観ですよね。ビューチホー。
2021年
小ぶりで淡いピンクがキュート。
鮮やかで活気に満ち溢れてました。
2022年
白とライムグリーンのまだら模様。
色の変化がドラマチックでした。
2023年
もともと寒色系が好きなので、これを夫がチョイスしてくれました。
ある思惑を持って、室内で愛でることに。
2024年
記憶に新しいこちら。
ひとつの鉢内でピンク、青が同居しています。
特筆すべきは、なんといってもこのグラデーション。
人気の品種らしく、
毎年売り切れてて、買ってあげられなかった
・・・と。
彼ら彼女らの現在の姿
歴代の宝物ですから、もちろん今でもベランダで大切に育てています。
ほら。
枯れ木~~~っ!
ちなみに、
- ①2019年シロクマアジサイ
- ②2020年テマリテマリ
- ③2021年ヤマアジサイ
- ④2022年マジカル・アメジスト
- ⑤2023年マジカルレボリューション
なんですけどもね。
そう。
わたしは、「一度もあじさいの越冬に成功したことがない!」のです。
敗因はどこにある?
インターネットやNHK『趣味の園芸』など、入手できる情報にはピリリとアンテナを張って、よかれと思う手は尽くしたのですが、ダメだったんですよ・・・。
本当に、関係各所に懺悔の気持ちでいっぱいです。
それでも少々言い訳をさせていただくと、やはり鉢植えのあじさいを越冬させるのは至難の業のようです。
成功の鍵は、
- 剪定
- 植え替え
- 水やり
というところにあるようで。
もちろん、マニュアル通りにわたしもトライしたんですけどね。
翌年、とても思わせぶりな発芽をして、葉を生やすのですけれども、いずれも全く花の予感が訪れないまま秋が来て、冬が来て・・・の繰り返しなんです。
わずかな兆し・・・かも
新たなチャレンジをしてみる
あじさいの鉢植えは屋外で越冬させるもの。
翌年も咲かせるには「休眠期」を与えなければならないからです。
しかしながら、あまりにも我が家のあじさいたちが悲しい目に遭っているので、ちょこっと前述してますが、2023年のマジカルレボリューションは思い切って室内で越冬させてみたんです。
剪定は7月にしまして、その後、年明け2024年1月にはこの姿に。
これは、花芽では!?
例年、屋外で越冬させて、葉が生い茂ることはありましたが、花芽が出たことは一度もなかったんです。
きゃ~!
初めての経過に沸き立つわたし。
大切に、大切に、見守りましょうとも!
期待に胸膨らませ、予後を観察
しかし、この花芽らしきもの。
1ミリも成長しない!
あの~・・・
もう4月なんですけど?
それはGWの最中。
さすがに業を煮やして、室内の観葉植物たちと並ぶ出窓から、バルコニーへと旅をさせてみた。
あなたも他のあじさいと同様、太陽の光をたんとお浴びなさい
それが良策である根拠は全くなく。
でも、このままじゃ決してよい方向には進まない気がしたから。
そしたら、
日に日に・・・枯れていった!
・・・!!
とにかく、太陽と水を供給し続ける
もうどうしてよいか全然わからないけど、今更室内に戻すのも違う気がするので、そのまま他の子たちと同様、バルコニーの一角で活路を見出してもらうことに。
内心、「これはやっちまったのかもしれない」と思いつつ。
そうこうして2か月、経ちました。
・・・ん?
今日の朝、バルコニーのラインナップに水やりしてたら、この2023マジカルレボリューションの花芽に若干の変化が。
あれっ、青々してきた?
しかも花芽、開いてきたんじゃ!
中に、真花(つぶつぶ)が、見えてる!?
これは・・・
あるかもしれませんよ!
なんて頑張り屋さんなんだ・・・
(多分、つづく)
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