定年退職後の就活報告/フリーランサーのコンペ方式に参加してみた経過と結果
長い老後、今後の身の振り方を考えたとき、大いに視野に入れたいフリーランスという働き方。中でも、デザイン系の市場にはコンペに参加し、成功報酬を受け取るという方法があります。
もくじ
求職中のブランク期間、これ以上は存えたくない
定年退職して1年半。
かねてより、第一希望の大本命が”希望薄”ながらも「お返事待ち」「空き待ち」だったため、就職活動にはさほど必死さがなかったわたし。
けれども、どうやら大本命の待機期間が期限切れとなってしまったため、いよいよ本腰入れて就活しなければならなくなりました。
少ない可能性の中から、フリーランスにまずは着手
これまで手付かずだったフリーランスのお仕事。
まずはここに新規参入することを考えました。
フリーランスのクラウドソーシングサービスには以前より複数登録していたのですけれども。
単にアカウントを作っただけで、プロフィールは虫食い状態、自分を売り込む営業もしなければ、お仕事に申し込むことも一切してきませんでした。
大海の中の漂流船のごとく、誰に見つけられることもなく、ただただあてのない孤独な航海を続けていたわけです。
今こそ、舵をとって明確な目的地を定めなければなりません。
行け!
行くのだ!
今回言及するクラウドソーシングは、こちら。
新たなチャレンジ
コンペ方式とプロジェクト方式
フリーのクラウドソーシングで仕事探しを始めると、デザイン関連のカテゴリーには、「コンペ方式」と「プロジェクト方式」という異なる働き方があることを知りました。
コンペ方式
クライアントがフリーランサーにデザイン案を広く募集し、最適の提案をした応募者に成功報酬を支払うというもの。
プロジェクト方式
フリーランサーが募集案件に見積もり額を提示し、クライアントと合意した人が契約を結んで作業にあたるというもの。
実績がない人の、とっかかりの一歩
わたしのように実績がない人、クラウドソーシングで仕事を受けたことがない人は、自力で見積もりを出すのも難しいです。
高すぎてもダメだろうし、かと言って安くしすぎるのも、同じスキルを持っている方たちの価値を下げてしまうマナー違反。己の実力と市場の動向を見て、適度な設定をしなければならないからです。
ということで、一念発起!
まずはコンペに参加して、力試しをしてみることにしました。
やらしい話、報酬について
成功報酬についてですけど。
ストックサイトで売りに出している、イラストの売り上げと比べてみます。
イラストは1ダウンロードされる毎に、多ければ250円、最少で4円ほどとなっています。単価は低いけれども、回数に制限がないので、ヒット作を出せれば、未来永劫ダウンロードされ続ける可能性があります。
一方、コンペの報酬。
もちろん、案件によってピンキリですけれども、単位はン万円が相場です。
!!!
わたしにとって、イラスト1枚描くよりも、デザイン1案画く方が、労力は少なくて済みます。慣れ、の問題ですね。
いざ、コンペ
このたび、ふたつのコンペに参加してみました。
コンペ01
- クライアント:行政関連
- 当選賞金:6万円台
- 倍率:25倍
コンペ02
- クライアント:食品関連
- 当選賞金:3万円台
- 倍率:20倍
※倍率とは、当選枠1人に対して、何人がコンペに参加したか、の数字。
現時点、コンペ01のみ結果が出ていますが、見事、
落選しました・・・
ははは・・・。
〆切になった後で他のライバルたちのデザイン案が開示されるのですけど、正直素晴らしすぎて直視できませんでした。まっ、眩しい•••
当選した方の提案は、「そりゃ当選するわけですわ」っていうクオリティなのは、言わずもがなです。
コンペデビューの結果を突きつけられた後でコンペ02の自分のデザイン案を見ると、つくづく力不足を感じています。
ダメだろうな、こっちも。
この先、どうする
早くも白旗、早くも挫折。
おかげさまで、普通に求人広告を見るオーソドックスな就活を主流にすること決定。
それでも、ひとつの区切りとして、コンペ方式には最低10案まで、くじけずに不貞腐れずにチャレンジし続けてみたいと思います。多分。
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