九州一周レンタカーの旅!完全フリープランで全県周遊7泊8日【4日目:熊本〜鹿児島】
定年退職を記念して、夫婦で旅行に行ってきました。行き先は夫が長年憧れていた九州。マイペースなふたりが選んだのは、レンタカーで回る、ツアコンなしガイドなしの格安旅行プラン!迷走旅行記の第4日目です。
(2025.04.23 last updated )もくじ
3日目の様子はこちらから↓
朝食をおいしくいただく朝
熊本は湯の児温泉で目覚めた朝。
旅行4日目にして、はじめて食欲が沸き、トレーの上が賑やかになりました。

自宅では毎朝パン食一辺倒の反動か、純和食の盛りになりました。
第4日目のスケジュール
福岡に始まった旅。
九州最北の地から日々南下を続けてきました。
本日は最南端を目指す日。
観光ルートはこちらの予定。
熊本を出て、一気に鹿児湾まで下っていきます。
宿泊地 | 観光コース | |
---|---|---|
4日目 | 鹿児島県 | 吉野公園(鹿児島県鹿児島市)、天文館通り(鹿児島県鹿児島市)、坂元のくろず(鹿児島県霧島市)、霧島温泉 |
スケジュール&マップはこちら。

観光記とフォト
鹿児島県:吉野公園
九州といえば、鹿児島といえば、桜島!!
海に囲まれた風光明媚な火山。
大河好きのわたしには、篤姫や西郷どんの視線を通して見てきた空想の光景です。
できることならフェリーに乗って上陸したかったですけれども、時間的に叶わず。
ならば、いちばん綺麗に見られるスポットはどこ?と探して候補に上げた「吉野公園」。
こちら公立の施設なので、入場料がかからないのがうれしいポイントです。


公園に入ると広い園内にはさまざまな植林がされていました。
その草花、木々を楽しみながら突き当たりの展望台を目指します。
さあ、木々の隙間から見えてきましたよ。

あつひめーーー!
せごどーん!!
ビューチホー!!!
この、木々の隙間から垣間見える系もたまらないのですが、展望台にたどり着くと「障害物のない全容」に拝顔の栄を賜ります。

くーっ!
とても胸熱だったので、ちょっとずつ角度を変えてはその姿をカメラに収め、夫と交代で自分たちも一緒に映り込むショットまで撮らせていただきました。
吉野公園で美しく茂る木花はこんな感じ。
残念ながら、桜の季節には、まだちょっと早かったみたい。





来世、お金に糸目をつけなくてもよい九州旅行ができた暁には、島津のお殿様の別邸「仙巌園」からの桜島を望んでみたいものです。
吉野公園にお越しになりたい方は、こちらの情報をどうぞ↓
鹿児島県:天文館
ここらで一旦、お土産選びをしようということで、鹿児島のお土産やさんが軒を連ねる「天文館」に足を伸ばしました。
鹿児島県鹿児島市の繁華街・天文館。
アーケードのあるレトロな商店街など、12の通りがあります。
揚立屋
揚げたてのさつま揚げが食べられるお店。
このたびの観光ルートにきっちり仕込んでおきました。
年齢重ねると、なかなか三度の食事以外に食べ歩き〜って荒技ができなくなるのね。本日のさつま揚げはこの旅最初で最後の「間食グルメ」でした!

お土産屋さん
わ〜。
やはり住むとこ違えば、品揃えも全然違うものですね〜。面白くて楽しくて、ずーっと見ていられるタイムになりました笑。
お土産。
夫の実家には、かごしま黒豚関連。お肉好きなので。
わたしの実家には、この後寄るお店で買う予定。
そしてそして自分に持たせたいお土産は「黒糖焼酎」!!
大好きなんですよ〜。
以前沖縄の結婚式に参列したときに、フリードリンクの中に黒糖焼酎があって、それ以来のファン。
わたしどもの居住地ではなかなか手に入らないので•••。
お酒売り場のおとうさんが楽しい方で、いろいろなお話聞かせてもらいました。
できることなら「この棚の端から端まで」って言いたかったけど笑。せめて瓶がズラリと並んだ眼福の光景を記録に残したくて、おとうさんの許可をいただいて1枚撮影させてもらいました。

鹿児島ラーメン
お昼時になったので天文館で昼食をとることに。
思い切り引き寄せられる店構えだったので、迷わずこちらの我流風さんに飛び込みました。



おいしかったです!
ごちそうさまでした!!
天文館を訪れたい方は、こちらの情報をどうぞ↓
鹿児島県:坂元のくろず 黒酢ガーデン壺畑
こちらはもう、完全にわたしの趣味で選んだ目的地。
鹿児島の黒酢と言えば(ネットで情報を貪る限りでは)「桷志田」さんと「坂元」さんがネームバリューの二代巨匠のようで、今回は坂元さんに行くことにしました。
ナビの通りに進み、駐車場を求めてノロノロ運転になったところ、突然後続車が現れました。道がわからないので、相当ゆっくりと、そして相当くねくねと細い道を曲がったのですが、その車はずーっとわれわれの後ろをピッタリとくっついてきます。
いや〜、
なんでついてくるの?
後続車をやり過ごそうと、一旦止まって車を切り返したところ、「ゴリっ」と嫌な音が。
夫、真っ青になって車を降り、確認しにいったところ•••戻ってこなくなりました。
「どうした?」と思ってわたしも降りてみると、タイヤに傷がーーー!!
まるで平坦な道だと思っていたのですが、よりによって切り返した場所だけ段差ができていて、その縁石に車が乗り上げてしまったのです。
やばいやばいやばいやばいやばい
そう、これはレンタカー。
傷なんてつけようものなら、大変なことになります!
もう夫は黒酢どころではなくなりました。
濡れティッシュで拭いてみたり、手で擦ってみたり。
しまいには「ちょっとひとりで店入っててくれる?」と。
そろそろ毎日の長距離運転に疲れが見え始めたこと、自分的にはお酢にはさほど興味がなかったこと、そんな気乗りしない道を運転してるときに後続車にピッタリつけられたこと、そして何より、乗り上げたのは100%自分の不注意なので言い訳のしようがないこと。いろいろな思惑が交錯して、不貞腐れモードに突入したようです。
ずっと運転を任せている身としては、なじる気にはなれません。
やりたいようにやらせてあげよう•••と、わたしはひとりで目的を果たすことにしました。車のことは、あとで一緒に悩んであげればいい。
坂元のくろずさんに足を踏み入れると、圧巻の光景が眼前に広がっていました。


見たかったんですよ、この無数の甕。
背景に桜島が映り込むのもエモいでしょ。さきほどの吉野公園とは反対側から桜島を望んでいる状況です。
壺畑の隣にはレストランとショップが併設されています。
坂元のくろず公式サイトより
シャープで近代的なエントランスから、エレベーターで下っていくと店内につながります。
もうすでに夕方なので、宿で食事することを考えると、なにも食べられないのは残念でした。黒酢メニュー、美味しそうだったんですけどね•••。
夫が少し気を取り直したようで、店内に入ってきました。
わたしはここで母宅と姉夫婦宅用に黒酢を買いました。
自分にも同じものをひと瓶と、黒酢炒めが作れる合わせ調味料との計2種を買い求めました。
坂元のくろず 黒酢ガーデン壺畑にお越しになりたい方は、こちらの情報をどうぞ↓
鹿児島県:美肌の湯 こしかの温泉
坂元のくろずを後にして、本日の宿に到着しました。
チェックインは17時とゆっくりめなので、駐車場で少し待機をします。
その間、先ほどトラブったタイヤの傷を改めて確認することに。
•••ん?
別に、気にならなくない?
•••だね?
だよね?
時間の経過とともに、傷がゴムに馴染んできた様子です。
これは、オオゴトにはならなさそう。
重苦しい空気が少し晴れたところで、宿にチェックインをします。
美肌の湯 こしかの温泉。
「温泉宿・ホテル総選挙2023」で4冠を達成したという期待値高めの宿です。

霧島川のほとりに本館やグランピング施設を併せ持つ、「離れ」の趣たっぷりのお宿です。
大浴場はなく(ですよね?)、全室が温泉・露天風呂付き。



↑客室と室内のお風呂。
真ん中の六角形っぽいのが室内風呂で、右側の長四角の浴槽がバルコニーにある露天風呂です。
24時間入り放題ですもの、贅沢よね。
こちらでの食事。
宿泊予約した時点で食べる量を申請するんですね。
「いっぱい食べる」とか「あんまり食べられない」とか。
我が家の場合、ひとりは「いっぱい」、もうひとりは「普通」にしたような気がします。
この事前申請の意図は、宿泊施設がフードロスの観点から「食べ残し禁止」を掲げているところにあります。
いざ夕食。
焼肉です!
美味しそう〜っ!

うん、量多いね笑。
そして、鶏肉率高いっ!!
焼肉と言えば牛肉がスタンダードという体質なので、鶏肉のボリュームに途中で箸が止まりがちでしたが、そこは「大食い」で申請した夫が頑張りました。食べ残し禁止の縛り、年配者にはきついです。
お食事中うれしかったのが、飲み放題のラインナップ。

これはテンション上がりますね。
ちょっと実力以上に頑張って深酒してしまったので、この日は二番風呂も果たせず、コテっと早くに沈没してしまいました。
美肌の湯 こしかの温泉にお越しになりたい方は、こちらの情報をどうぞ↓
本日の総走行距離
- 湯の児温泉~吉野公園→98.5キロ
- 吉野公園~天文館→8.5キロ
- 天文館~坂元くろず壺畑→48.6キロ
- 坂元くろず壺畑~美肌の湯こしかの温泉→17.2キロ
合計172.8キロの道のりでした。
運転、おつかれさまでした!
九州一周レンタカーの旅5日目につづく↓
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