定年退職後の就活報告/わがままな希望条件と厚かましいアプローチ方法

還暦を迎え定年退職はしたけれども、まだ働く気は全然ある!てか、働かなきゃマズイ!わがままな希望条件や厚かましいアプローチなど、惨敗続きのシニア就活事情を吐露いたします。

還暦の節目で第一線から退く

いまどき、60歳定年制と言えども、契約形態を切り替えて同じ会社に残るなり、転職するなりして、お仕事を続ける人が圧倒的に多いと思います。わたしが最後に勤めていた会社も、老後に働くことに対してはウェルカムな社風でしたけれども、仕事量が変わらないことに不安を覚え、かねてより心に決めていた通り、バサっと定年退職をいたしました。

「仕事を持っていたから」「子育てをしていたから」できずにいたことや、先延ばしにしてしまっていたことを、まずは一旦このタイミングで成そうと思ったからです。

主に、

  • 母として
  • 娘として
  • 妻として
  • 嫁として

の責務を果たす役割に、不備がある状態でした。

まだ働く気はある

その、「果たすべきことリスト」もひと通りチェック済みとなりました。ならば?

そう、

そろそろ、働かなきゃ!

理想はフリーランスの収入で潤う身分となることですが、どんなに少額でもやはり根幹に「固定賃金」があって欲しいところです。

希望条件は

言ってる場合じゃないですけど笑。
雇ってもらえるだけ、ありがたいと思え!ですけども笑。

勤務時間に関して

  • 扶養範囲内で
  • 拘束時間は9時〜16時くらい
  • 週3〜4
  • 土日祝休み

この条件がクリアできていなければ、最後の職場にそのまま残ってればよかったじゃん!って話になっちゃいます。

お給料に関して

•••別に最低賃金でも構いません!
そりゃ、多いに越したことはありませんが、勤務時間から言っても、たくさん頂くと税金の絡みが面倒臭いことになりそうですしね。

職種に関して

いつの時代も、わたしが最も重視するのはここでした!

できれば本業のWEBデザインをやりたいところですが、明らかに残業体質の職種ゆえ、週3とかでは難しいでしょうね。それを心から許してくれる職場があるとしたら、相当な力持ちです、きっと。

基本、デスクワークしかしたことがないので、無難に経験業種で探すのなら一般事務とかでしょうか。

逆に絶対無理なのが、「電話対応」が含まれてる仕事。
最近のわたしは、「聞こえない」もさることながら、絶望的に「聞き取れない」。メモを取る時点で、復唱する時点で、もう先方のお名前が残っていません(←社会人として致命的)。コールセンターはシニア向けの求人として数が豊富で、そのお仕事をしている同年代の方は「楽だよ〜」と口をそろえるのですが、なんせ耳(と脳)が•••。

年齢について

もちろん、「年齢不問」の求人にしか応募しません!
あるいは「65歳まで」のとこ。

・年齢不問
・20〜30代の人が活躍しています

そんな列記あります?
それ、40代はもうお断りって言ってるから!

定年退職後、候補に上がった3つの求人

ニアミスを図った求人について、カミングアウトしましょう。

A社

ぜひとも働いてみたい企業だったので、まず会社名で食いつきました。募集が出ていたのは庶務で、自信はなかったけど応募しちゃおうかなと思って調べていたら、わたしの本業もポストがあると掲載されてるじゃありませんか!募集はされていないけど、通年エントリーできるみたいだったので、早速アタック!

「今は空きがないので、空きが出来次第ご連絡します」

と、お電話がきました。

このパターン•••むむむっ。

これまでにこのお返事を2回頂いたことがありますが、

  1. 空きができたときに、連絡をいただけた
  2. 実は、断る口実だった

両方経験してるんですよね〜。

「応募書類は1年間保管させていただきます」とのことなんだけど。

1なの?2なの?
ねえ、どっち!?

B社

OA事務での募集。
週3〜4で、昼休みなしの短時間勤務。

書類選考で落ちました•••。
履歴書と職務経歴書、力作だったのになあ•••。

C社

OAソフトでの資料作成とWEB制作の両方を担当する職務の募集。
オープニングスタッフっぽいので、自己の裁量に任されるところが多いっぽい。

すごーくやってみたいけど、超絶デキる人を求めてそうで、応募する勇気が出ない。

応募状況はわからないものの、公布からかなり時間が経っているので、なかなか決まらないのかしら。少し応募条件緩めて再掲載してくんないかなあ笑。そしたら今度は殺到して、倍率上がっちゃうか。

シニアの職探し、わたしなりの秘策

わたしの社会人人生。
50歳過ぎてからは、パートや契約社員が多かったので、割と小刻みに就活していました。

狙った獲物をモノにするには•••。

ズバリ、

当たって砕けろ!

これに尽きます。

安定のハローワーク

近年の就活で最も勝率が高かったのは、ハローワーク経由でした。

これに応募したいんですけど

と言えば、

はい、どうぞ〜

って、大抵はすんなり紹介状書いてくれるでしょ?

紹介するから、あとは自分で頑張って!っていうスタンスがわたしは好きだったりします。

派遣会社や転職サイト

魅力的な求人が多いんですけど、わたしみたいなおばちゃんが応募しようとすると、「いや、年齢が•••」とエージェントがストップかけてくることもあります。わたしの希望職種の場合、若年層が主力のビジネスという影響もあるとは思うのですが、同じ求人にハローワーク経由や企業の採用エントリーフォームにダイレクトで応募したら、通った経験もあったので、ちょっと卑屈になっております。

わたしたちくらいの年齢の就活では、間に介在する人が多ければ多いほど、余計な忖度が生まれて、フィルターにますます通りにくくなってしまう気がするので、直接アタックがより効果的だと自認しています。

もちろん、職種によって、どのアクセス方法が有利かは変わってくると思いますし、逆もまた然りの場合もありますよね。

図々しくアプローチする

やりたいお仕事があれば、できるだけ至近距離で矢を放つ!

これが成功への秘訣かと。
(その分、断られたときのダメージが大きいのも覚悟の上)

とは言え、これは50代までの実話。
60歳過ぎてからは、まだ成功してないので、声高に叫んでも説得力に欠けるなあ・・・笑。今のとこ、全敗だし・・・。

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