2023年は(自分比)バカ売れだったハロウィンのイラストが今年はまるで不発だったお話
趣味と実益を兼ねたイラスト制作。ハロウィン関連の素材は需要と供給がガッチリ噛み合い、2023年は売れに売れました。ところが、今年はさっぱり!敗因は一体どこにあったのでしょう。
セカンドライフでやりたかったことが脚光を浴びた?
定年退職した2023年。
己の身の振り方を考えたとき、真っ先に梃入れを試みたのが、ストック・サイトのイラストを拡充することでした。
ストック・サイトとは、自作のイラストを売る仕組みです。
有名どころでは、
- イラストAC
- PIXTA
- Adobe Stock
などのストック・サイトがあります。
テーマに沿ったイラストをオンラインで公開し、見て気に入ってくれた方がダウンロードすれば報酬が得られるというもの。
昨年春。
夏を前にしたタイミングで着手したテーマは「ハロウィン」。
前倒しで作らなければいけないので、今からなら秋向けのもの!と思ったことと、自分的にハロウィンの色使いが好きだったという理由もあり、創作意欲が沸いたのかもしれません。
まずは一作。
ハロウィンのイベント用ポスターとして使ってもらうことを想定したイラストを描きました。タイトルやイベントの詳細を追加して書けるよう「余白」を多めに設けたもの。
反応はすぐに現れました。
この新作が、自分の想像以上に「売れた」んです。
ストック・サイトのロジックはわかりませんが、一度売れると、検索の上位に躍り出る仕組みなのでしょうか。この一作品のみが独り歩きするがごとくヒットしていくんですね。
おっ?
世は今、ハロウィンを欲しているのか?
不思議なことに、次から次へとハロウィンのアイディアが「降りて」きました。
降りては描き、描いては売れ、売れては降り•••を繰り返し。
一気に20作品描き上げました。
これまで3年半かけて70作品しかアップしなかったのに、規格外の大量生産です。
実は、2022年にもハロウィン素材をたった2つぽっちですが公開していました。
当時見向きもされなかったこの2作品も突如脚光を浴び、同じように売れたのは嬉しい誤算でしたね。
ちなみに去年、リリースした途端に売れ続けたイラストはこちら↓
いざ、今年のハロウィンは•••
去年のものでも売れる場合があることを知ってしまったわたし。今年は新作を一切描きませんでした。
わたしの去年の作品を今年の春に商用ライセンス購入してくださった方がいたことも追い風となり。
※商用ライセンスについての詳細はこちらの記事で↓
そもそも、ストック・サイトを始めたきっかけは、自分の成果物が、勝手に未来永劫収益をもたらしてくれる「印税生活」の美味しさに目をつけたからで。
しかしながら!
•••今年、全く売れませんでした。
もう、この週末がハロウィン商戦の書き入れ時だと思うのですが、さっぱり売り上げが出ていません。
数字的には、
期間 | ダウンロード数 | 報酬 |
---|---|---|
2023年10月1日〜10月31日 | 1,032回 | 4,534.42pt |
2024年9月27日〜10月27日 | 99回 | 443.64 pt |
あう•••
惨敗です。
あ〜あ。
やらかしちゃいましたかね•••
新作出さないと、昔の作品を導いてくれない仕組みなのかしら。
つきましては、打開策として
案その1
今からだと、ぎりクリスマスには間に合いそうですが、自分、クリスマスのセンスはないみたいで、去年も全く売れなかったんですよね。
もう、笑っちゃうくらいに。
労力をかけても、対価が見合ってないんですよ、著しく。
ほかのイラストレーターさんたちが秀逸すぎて、わたしに競争力がなさすぎるってのもイタイとこなんですけど。
案その2
ストック・サイトはわたし、3箇所に登録してるのですけど、そのうちのひとつがアメリカのサイト、『Adobe Stock』。
イラスト1DLにつき、0.3〜1ドルの報酬が得られます。
この、「ドル」ってとこがミソね。
2024年10月27日現在の為替、
1ドル🟰152.28 円
円安ですよ、円安!
1ドルが130円くらいになったときから、うすうす感じてはいたんですよ。この機会を見過ごすわけにはいかない!と。
アイディアはあるんですけど、如何せん筆が進まないの•••。
いや、言ってる場合かい!
でもね、今、優先順位の高いものが一段落したタイミング。
いよいよ円安の恩恵に預かるプロジェクトを始動しようかと画策中です!
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