少ないレシピで回すお弁当作り―こだわりは「野菜中心」「彩り」「シンデレラフィット」

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これぞ朝の家事の代表格

朝起きて、もっと言えば、前の日から頭を悩ませる、お弁当作り。

若いころはお弁当作りが本当に苦手でした。お弁当以前に、お料理も未熟でしたけれど、とにかくあの「決められたスペースに余白なく見栄えよく詰める」ことが至難の業だったんです。

現役時代、仕事も家事も最盛期だったころは、

  1. 朝5時半起床
  2. 家族全員分のお弁当+息子の早弁用おにぎりを作る
  3. わやくちゃになった台所をきっちりお片付け
  4. 自分の朝シャン&メイク
  5. 7時に出勤(通勤時間1時間半)

という鬼のようなスケジュールを日々こなしていました。

今のお弁当作りは

  1. 朝7時起床
  2. 夫のお弁当ひとつ作り、おかずの切れ端を自分のお弁当用に
  3. 8時半、夫を送り出す(着替えはしてるけどノーメイクのまま)

最盛期のドタバタを思えば、体感1/10くらいの運動量です。

さて、私が今、日々格闘しているお弁当箱はこいつ。

二段重ね型です。使用歴7~8年くらい。

スリムな鞄を太らせないように入るもの・・・ということでこのフォルムに。食洗器対応なので購入しましたが、いまいち耐えきれなかったせいか、かなり歪んでいます。経年劣化?

厚みはというと、

このお弁当箱、

  • 大きいほうに”ごはん”
  • 小さいほうに”おかず”

を詰めています。

私のお弁当作りのこだわり

数多の挫折を経た今、自分なりに心得たこだわりがいくつかあります。

野菜中心

この年になり「タンパク質<野菜」の比重に拍車がかかりました。

市販のお弁当って、ビックリするくらい野菜少ないですよね。肉や魚で面積覆いつくしてるほうがありがたみが多いのかな。今やコスパのよいお弁当は多いですから、手作りならではの良さを打ち出すには・・・と思うと、対抗できる要素はそこなのかな、と。もちろん、健康第一、成人病予防がいちばんの理由ですが。

彩り

野菜中心にすれば自ずと導かれるこの因果応報。

赤・黄・緑の信号色はマスト。これに加え、私はできるだけ「白」も加えたい気持ちです。更には「紫」が入ると見栄えのクオリティが格段に上がります。お弁当に限らず、外食でもオシャレなプレートには必ずといっていいほど紫が効いてますよね。夫は茄子が好きなので冷蔵庫には常備、紫キャベツやアーリーレッドが安く売っているときは間違いなく”買い”です。

シンデレラフィット

若いころは逆立ちしてもできなかったこの芸当、今では無理くりにでも帳尻合わせるスキルを身に付けました。

全部が四角く収まれば苦労はない、それぞれ個性強めな厄介者をシンデレラフィットさせるコツ。

  • 可動性のあるおかずを用いる
  • ブロッコリーやプチトマトなど隙間に合わせてカットして配置
  • 単体で大きなものは細分化

などでしょうか。

可動性のあるおかずを用いる!

焼き魚など斜めになりたがるものの両隣は、やわらかいおかず(お浸しとか)や、分子レベルが細かいもの(きんぴらとか)を配置して、斜めの隙間に入り込むよう変形させます。

ブロッコリーやプチトマトなど隙間に合わせてカットして配置

プチトマトはカットしてもせいぜい半分でしょうか。結構丸みがでるので、その周囲がこれまた隙間になってしまう恐れが。個人的にはブロッコリーが重宝しています。

単体で大きなものは細分化

唐揚げなどは形がいびつなので、大きいのひとつでも隙間だらけ。ふたつ以上入れるともっと隙間だらけ。そういうときは、複数個にカットし、3D回転させてパズルのように詰め詰めします。衣の茶色い部分だけじゃなく、断面の白も映えるので彩り的にもオススメですね。

最後の仕上げ

手作りのお弁当って、ふたを開けたときの匂い、気になりませんか?
会社の休憩室で複数人で食べるとき、同僚や隣のテーブルの方のお弁当の匂いが殊のほか鼻につくことがあります。

これって、同じ思いを人にさせてるってことよね、と気を引き締めてかかる必要が。

今、私がこの問題に対して打っている手は、

  1. 冷めるまでお弁当のふたを閉めない
  2. 雑菌の発生を防ぐシートを入れる

の2点です。
周りへの配慮だけでなく、お弁当の傷みを防ぐ効果もあります。

「1」について。ごはんは表面がカピカピになってしまうので、ふたを斜めに置いて隙間を空けておき、冷めた後にふたの裏についた水滴を吹いてから完全に締める・・・という策を講じています。おかずはまるっきり開けっ放しのまま冷まします。本当は詰める前に、お鍋やお皿の上で冷ましてからお弁当箱に入れるのが一番理想的のようですね。

自分をねぎらいたくて記録に残す

私自身もお弁当が大好きです。

自分が勤務しているとき、貴重なお昼休みに待ち時間の長い外食をするのは時間もお金ももったいなくて、どんなに「みすぼらしい」「毎日同じ味」のお弁当でもすごくありがたかったことを覚えています。とはいえ、お料理は必要に迫られてしているだけで、しなくてよいのであればそれに越したことはない派。新しい料理の開発にもまるで関心がないので、レパートリーは極端に少ない中、日々のお弁当作りを回しています。

朝の時間に少し余裕ができた今、見栄えを気にかけてお弁当を作り、出来上がったときには

まあ!こんな整ったお弁当食べれる幸せ者は、一体どこの誰なんでしょう!

と酔いしれる瞬間が訪れます笑。

この苦労の末にできあがった作品を記録に留めておきたくて写真をパチリ・・・としていると、スマホに入っている写真のギャラリーはお弁当に特化して振り返るのが難しい。

と、いうことで、ジャン!
インスタに上げることにしました

ちなみに、2024年4月24日のお弁当。

こんな感じでアップしていきます。

もし寛大なお気持ちで、おばさんの作った普通のお弁当見てやってもいいよ!と思われた方は、ぜひ覗いてみてくださいね。

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