シニアライフの実情:私が60歳になってやめたこと、始めたこと、教えます
アラカン60歳を迎え、私がやめたこと、始めたことをご紹介します。仕事やプライベート、趣味や健康・美容など多岐に渡り大きな変化が生まれています。
もくじ
シームレスに訪れた60の大台
60歳って、ある日突然老化するわけでもなく、自然とやってくるんです。
目の老化は40~50代から始まってたし、肌の老化は20代から始まってたし笑、強いて言えば59歳で受けた健康診断で聴力検査が確信ではなく「そろそろ聞こえるタイミングだからボタン押しとこか?」というフィーリングに切り替わったことぐらい。
私は60歳を迎えるその年に定年退職をしました。
なので、
- 60歳を超えたから
- 引退したから
の2つの観点から、やめたことと始めたことをお話したいと思います。
60歳になってやめたこと
まずは、やめたほうから切り出しますね。
会社勤め
これがやはり、個人的にも社会的にも、一番大きな選択かと。
今や60歳ですっぱり隠居してしまう人も減りましたよね。この年で家にいると、怠け者の烙印を押されているような被害妄想を持ちます。現役時代にやりきった感が足りなかったのかな。「まだ頑張れるのに頑張らなかった」うしろめたさ、かも・・・。
定年退職という名目で最後の職場を辞めましたが、正直なところ「第一線を退きたかった」というのが本音です。年をとればとるほど、管理する立場になり、責任も重くなります。それを全て取っ払って自分の業務だけに専念できる環境であれば、続けられたかもしれません。
高い化粧品
めっちゃ現実的!
アンチエイジングの機能がある化粧品って、思い切り足元見られてて、マジで高いんですよ。効いてるのか効いてないのか確信は持てないんだけど、やめてこれ以上ひどくなったらどうしようという心理が働くわけなんです。今の状態が高価化粧品のおかげで辛うじて保たれているボーダーラインなのかどうかも判断できないまま使っていたので、もともと半信半疑でしたしね。
もう出勤して同僚に素顔を晒すこともなくなったので、Let it beの領域に入りました。
高いサプリメント
化粧品に準ずる!
摂取していたのはプリテオグリカン。サントリーの『Liftage』という商品で、これは実際効果を感じていたんですけれどもね。
基本、毎日1本飲んで1ヵ月1万円ほどの高額商品。しかしながら、私はケチって3日に1本しか飲んでいなかったので、3ヵ月1万円の出費。それがごっそり消滅しました。
白髪染め
美容関係が続きます。
白髪は少ないほうですが、ロン毛なのでまとめ髪にすることが多く、ひっつめたときの生え際が結構目立ちます。なので1か月を過ぎたあたりで美容院に通うのが現役時代のサイクルでした。
定年退職して以来は、同窓会とかちょっとキメたい集まりの直前にのみ白髪染めに行きます。それ以外は、マスカラタイプの部分白髪染めで補正するのみになりました。ドラッグストアで売ってる「自宅で染める白髪染め」は、美容院と比べて価格は1/10程度ではありますが、手間の割には効果が少ないのでスキップ派です。
まつエク
さらに美容関係笑。
こちらは3ヵ月に1回程度でエクステしてました。今後はパーティレベルのイベントがないと行かないと思われます。
60歳になって始めたこと
次に、「始めたこと」シリーズです。
就職活動
はい、
せっかく定年退職したのに、就職活動、しています。
現役時代は「生活のため」「貯金のため」働いていましたが、この先は「ボケ防止のため」「規則正しい生活のため」「わずかばかりの社会貢献のため」に働きたいと思っています。
フリーランサー
私を雇ってくださる企業があればよいのですが、今後はなかなかそうもいかないでしょう。
上記のごとく、会社勤めの求職活動も行っていますが、クリエイターとして勤務していた現役時代は副業だったフリーランサーでのイラストを、今後は本業にシフトできればうれしい考えでいます。
↓こういうところでイラストを掲載しています。わたしの作品はさておき、会員登録無料、ダウンロードも無料なので、楽しいです!
ブログ/SNS
過去にも複数ブログを書いてましたが、満を持してシニアライフをトピックにするブログがここに誕生しています。
SNSも始めたのは近年で、閲覧専用でしたが、フリーランサーとして頑張るうえで必須のツールと思い、投稿にもチャレンジしています。
スマホでサックサクにSNSを操る世代とは違い、PCの大きな画面でなければ画像の加工もできないので、めちゃめちゃ亀の歩み状態ですが。
お散歩
もともと自転車が大好きで町ブラしてましたが、事故に遭うんじゃないかと家族が心配するものだから、歩くほうに重きを置くことに。
1日1~2時間ほど。私の場合、距離6㌔程度で目標の1万歩になります。
ポイ活
お散歩からの派生になりますが、「歩いてポイ活」を中心にポイ活始めてます。
それで生計を立てるようなツワモノを目指しているワケではないので、まったりポイ活ではありますが、なかなかのハマリ具合なので、もしご興味のある方は別記事にある私のポイ活ストーリーをご覧くださいませ。
家計簿
無収入となったので、これまで以上に財布の紐をキューーーッっときつく締めるにあたり、家計をきっちり管理することに。
全然貯まっていないので、豪語できる立場ではないのですが、自分たちなりに貯金の額を限界まで引き上げていたので、「今あるものは全て使って問題ない」というどんぶり勘定で暮らしてきたんです。でもこれからは、何にいくらかかっていて、締めるべきところはどこなのかを数値化して判断することにしました。
まだひと月めなので、お試し状態ですが、さしあたり導入した家計簿アプリは『Zaim』。
お給料の額を入れたら、今月あといくら使えるか、自動計算してくれるんです。より焦燥感が募り、いい感じです。
ノーファンデメーク
この年になるとシミが気になって、ついついファンデーションを厚塗りしてしまいますが、自分が笑ったときの目尻のシワが、もう「オカルト」。これはファンデーションがシワに入り込むせい。
そこで発見したのが、掲題の「ノーファンデ」。
ただし、
ノーファンデ≒ノーメイク
との金言あり。
ファンデーションではなく、美容液や日焼け止めを基礎化粧品とするメイクなんです。確かにカバー力は落ちるのですが、笑いシワや化粧崩れとおさらばできて、自分的には大満足!
この「ノーファンデメーク」。シミを野放しにするわけではないので、コンシーラーはめちゃくちゃ頑張らなくてはいけません。ファンデーションの値段ほどではないですが、コンシーラーを購入するサイクルには拍車がかかることでしょう。ついでに言うと、コンシーラーをいい塩梅にボカす化粧用ブラシも増えました。
ちなみにネットで評判の基礎化粧品が、Dr.Recellaさんの『サンカットシャワー ファンデイン』。
フェイスマッサージ/リンパマッサージ
化粧品を諦め、サプリメントも諦めたけれども、みすぼらしく老けていくことを受け入れたわけではありません。内面から輝く力を呼び覚まし、まだまだ足掻き、抗いますとも笑!
今や、ネットで自分の気になる「老いポイント」を検索すれば、無限に「〇〇マッサージ」がヒットします。ピッチピチのシワひとつない方が提供する「たるみ防止」のプログラムは、フッと肩で笑ってしまいそうにはなりますが、どなたも真剣にアドバイスをしてくださいます。
彼らの間には「これこれこういってる人がいるけど、それは逆効果」みたいな舌戦もあるので、どれを信じたらよいかは、もう自分自身で試して、見極めるしかありません。
正直、「改善」されたらうれしいなと思いながら始めましたが、それは時間の神様が許してくれないでしょう。ならば「これ以上進まないようにする」ことを目指し、効果のほどは10年後にわかればよいと気長に構えています。ひとつだけ即効性があったのは、リンパの先生も仰っている通り「寝つきが良くなる」ことでした。仕事を辞め、生活のリズムがつかめない毎日を過ごしていたので、寝つきが悪くなったことが悩みの種でしたから。
マッサージの詳しいお話はこちら↓でどうぞ。
家庭内別居
いきなり衝撃的なワードですが。
子供たちはとっくに独立し、夫との二人暮らしも長くなりました。夫は私にとても優しいので夫婦仲は特段悪くはなく、かといってめちゃめちゃ円満なわけでもなく、お互いリスペクトしあいながら我が家なりのペースで平穏に暮らしている認識ではあります。
我が家の、というか私側の言い分として、
- 向こうが見たがるテレビがツマらない
- タバコの匂いが嫌
- いびきの音が耐えられない
という深刻な問題に長年直面していました。
それでも別々の部屋で過ごせば、電気代などの無駄な出費が生まれるため、ずっとずっと我慢し続けてきたのです。
年齢が上がり、お互いの身に突発的な何かが生じたとき、すぐに気付かなければならない、気付いてほしいという葛藤はありますが、深刻な問題の次元が最近ますますレベルアップしてきて、メンタルの限界を超えてしまいました。
子供が小さいときは川の字になって寝て、彼らが成長してそれぞれの部屋で寝るようになるタイミングで、夫婦も別室で寝るようになるパターンは私の周りでも珍しくありません。それを考えれば、私は相当大盤振る舞いで長期間我慢を続けてきたものだと自分で自分をねぎらってあげたい気分です。
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